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★危険ドラッグ 店長逮捕の翌日に店再開 浜松
静岡新聞 8月25日(月)7時20分配信
薬事法で禁止された指定薬物を含む危険ドラッグを使用したとして、浜松中央署などが20日に
逮捕した男(37)が店長を務め、家宅捜索で危険ドラッグが押収された浜松市中区の店が、
男の逮捕翌日に営業を再開した。24日までに関係者が明らかにした。危険ドラッグ根絶に
向け県や県警が監視を強化する中での早期営業再開。店側の対応に、撤退を願う近隣住民から
驚きと不安の声が上がっている。
JR浜松駅に近い商店街の裏通りにある店が再開したのは、21日午後という。再開時にはその日
入荷した4種類の商品が陳列棚に並んだが、店側は「違法なものは店にない」としている。
開店後は外国人とみられる男女や学生風の若者らが待ちわびたように入店した。
22~24日の3日間は店は開かなかったが、様子をうかがう客がいた。
同店アルバイトの40代男性によると、21日は在庫の有無を尋ねる電話が鳴り続けたという。
同店は3グラム5千円程度の商品が多く、1日平均15万円を売り上げる。客層は20~60代と幅広く、
外国人が半数を占める。
同署などによると、浜松市内には昨年4月時点で危険ドラッグを扱っていたとみられる5店舗
が営業していた。監視強化などで今年始めごろまでに同店のみが残った。店長は4月に覚せい剤
取締法違反容疑で逮捕されたが、当時の従業員がすぐに店長になって営業を再開させた。
今回の逮捕で事実上、同じ店の店長が2人続けて逮捕されても、営業は続いている。
近隣住民は「普通なら営業を自粛するのが当たり前」と非難するが、アルバイトの男性は
「種類は減ったが、違法成分を含まない商品は入荷する。生活のためには店を開ける」と話す。
県警などは店内から押収した危険ドラッグの鑑定を進めているが現時点では店自体の規制は難しい。
県薬事課の担当者は「営業ノウハウが継承されている」と動向を注視する。
◇危険ドラッグ 薬事法で販売や所持が禁止される指定薬物とわずかに異なる薬事成分が使われた
幻覚や興奮作用ある薬物。植物片を「お香」などと称して販売されている。新たな薬事成分が次々と作られ、
法規制が追い付つかない中、全国で吸引者による異常行動や事故が多発。警察庁は「危険ドラッグ」の
名称で規制強化を強める。既に6都府県では条例を施行し、独自ルールでの取り締まりを始めている。
県内では制定の議論が始まったばかり。
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