【原発】「基準の適合性を審査した。安全だということは申し上げない」川内原発、審査で安全性担保せず 田中規制委員長 [7/16]Gat NEWSPLUS
【原発】「基準の適合性を審査した。安全だということは申し上げない」川内原発、審査で安全性担保せず 田中規制委員長 [7/16]G - 暇つぶし2ch280:名無しさん@0新周年@\(^o^)/
14/07/16 23:58:41.03 ujfDvKJ30.net
「推進派にとって頭の痛い司法の正論」

ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。
このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を間わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、
本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。

福島原発事故においては、15万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、この避難の過程で少なくとも入院患者等60名がその命を失っている。
家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数を遥かに超える人が命を縮めたことは想像に難くない。
さらに、原子力委員会委員長が福島第一原発から250キロメートル圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性を検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同様の規模に及んでいる。

原子力発電技術は次のような特性を持つ。
すなわち、原子力発電においてはそこで発出されるエネルギーは極めて膨大であるため、運転停止後においても電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならず、
その間に何時間か電源が失われるだけで事故につながり、いったん発生した事故は時の経過に従って拡大して行くという性質を持つ。
このことは、他の技術の多くが運転の停止という単純な操作によって、その被害の拡大の要因の多くが除去されるのとは異なる原子力発電に内在する本質的な危険である。

原子力発電所は地震による緊急停止後の冷却機能について外部からの交流電流によって水を循環させるという基本的なシステムをとっている。
1260ガルを超える地震によってこのシステムは崩壊し、非常用設備ないし予備的手段による補完もほぼ不可能となり、メルトダウンに結びつく。
この規模の地震が起きた場合には打つべき有効な手段がほとんどないことは被告において自認しているところである。


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