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★韓国・尹錫悦大統領の拘束令状を請求 「非常戒厳」宣言を巡り高捜庁がソウル西部地裁に
[ 2024年12月31日 05:25 ]
韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言を巡り、内乱容疑などで捜査する
高官犯罪捜査庁（高捜庁）は30日、尹氏の拘束令状をソウル西部地裁に請求した。
現職大統領に対する請求は初めて。3回にわたる出頭要請に応じなかったため
強制捜査が必要と判断。地裁が今後、発付の是非を検討する。
内乱罪は現職大統領が持つ不訴追特権の例外だが、
尹氏側は30日「高捜庁に内乱罪を捜査する権限はなく、不当な令状請求だ」と主張。
地裁に請求を退けるよう求める意見書を提出した。尹氏の弁護人は記者団に
「令状請求の要件も満たしていない」と述べ、手続きの適否を巡って争う方針を示した。
内乱容疑を巡っても、尹氏は「非常戒厳宣言は大統領の憲法上の統治行為だ」として
捜査の不当性を訴えている。
また、令状が発付されたとしても、直ちに執行できるかどうかは見通せない。
聯合ニュースによると、尹氏は現在公邸におり、現職大統領として警護を受けている。
大統領警護庁が抵抗する可能性も指摘されている。
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