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(前略)
警察によりますと、２６日、太宰府市に住む８４歳の女性の自宅の固定電話に、
女性の次男を語る男から「女の人を妊娠させてしまった。」などと電話がありました。
翌日にも次男を語る男から、「５００万円で解決する。年内に何とかしたい。」
などと電話があり、女性は携帯電話で誘導された北九州市のＪＲ小倉南駅近くの
駐車場で、弁護士事務所のイノウエと名乗る男に現金５００万円を手渡しました。
その後、男と連絡がつかなくなったことから、女性が次男
に連絡をしたところ、詐欺に気が付いたということです。
女性は銀行などで２回に分けて２５０万円ずつをおろしましたが、窓口で使用目的を聞かれた
際に、「孫の入学祝いやお年玉で使う。」などと伝えるように言われていたということです。
警察はニセ電話詐欺事件として捜査するとともに、電話で
お金の話が出たら詐欺と疑い、相談するよう呼び掛けています。