24/12/28 01:05:14.87
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近年は容姿に関連して差別的な扱いをするルッキズムを批判する声が高まっていますが、
その一方で化粧品や美容医療への関心がソーシャルメディアを通じて若年層を中心に
広がっており、見た目を「盛れる」デジタルフィルターも人気です。
そんな中、イスラエルのテルアビブ大学とアメリカのペンシルベニア大学の研究チームが、
「人は容姿が改善されると寄付などの向社会的行動が増える」という研究結果を発表しました。
Physical appearance improvements increase prosocial behavior - ScienceDirect
URLリンク(www.sciencedirect.com)
Self-beautifying can boost prosocial behavior - here's why
URLリンク(www.psypost.org)
現代社会では多くの人々が化粧をしたり、美容医療を受けたり、デジタルフィルターを使用したりして、
自分自身の外見を向上させる何かしらの活動に参加しています。これらの行動は多くの場合、
自分の魅力を向上させて自尊心を高め、社会的承認を得たいという欲求によって推進されると考えられます。
これまでの研究では、外見が自己認識やさまざまな社会的相互作用に影響することがわかっており、
「人はルックスが自分と同じくらいの異性と付き合う傾向がある」
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「15歳時点の容姿が30代での社会的地位に影響する」
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「男性は容姿が悪いと女性やその父親から評価されない」
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といった結果も報告されています。
しかし、外見の改善が個人的な利益を超えて、向社会的行動といった美しさとは無縁の行動に
どのような影響を及ぼすのかは、ほとんど理解されていないとのこと。そこで研究チームは、
外見の改善が向社会的行動に及ぼす影響を調べるために研究を行いました。
(中略)
(次へ続く)