24/12/25 00:09:23.27
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成人の日に合わせて各地で開かれる「二十歳の集い」の式典で着用する、袴(はかま)や振り袖の
着付けや販売、レンタルを手掛ける本島北部の業者と契約した19~20歳の男女の間で、
「業者と連絡がつかない」などのトラブルが相次いでいることが23日までに分かった。
関係者によると、業者は商品の発注や受注を手掛ける提携先に、新たに20歳になる男女
から預かった代金を納入していない。提携先も業者と連絡がつかなくなっているという。
袴や振り袖の注文を巡って業者とトラブルになっている男女は100人超に及ぶとみられる。
提携先の貸衣装会社「スマイリー」(那覇市)は「代金を着服した疑いがある」
として、警察に被害を相談している。
関係者によると、トラブルになっているのは名護市の業者。業者はスマイリー社から
恩納村や名護市、宜野座村、本部町など本島北部地域での集客と注文の業務を委託され、
3月から8月ごろにかけて、各地の新たに20歳になる男女120人と契約を交わした。
スマイリー社は業者から代金を受け取った上で、袴や振り袖の柄や形状のオーダーを受け、
海外の工場に衣装の製造を発注することとしている。業者は契約の際に男女から「内金」などの名目で、
確認されただけで計730万円を受け取ったが、スマイリー社に代金を支払わずに注文だけしていた。
スマイリー社は9月以降、業者に代金の支払いを繰り返し求めているが、業者側は応じておらず、
9月からは連絡が取れなくなっている。契約した男女も11月ごろから業者と連絡が取れなくなっており、
「成人の日に衣装が着られるのか」「納入したお金はどうなるのか」など不安の声が相次いでいる。
琉球新報は17日、名護市内の業者の自宅を訪ねたが不在で、親族が
「ここにはもう数カ月戻っていない。トラブルの詳細は知らない」
と述べるにとどめた。本人の携帯電話にも応答はなかった。
(次へ続く)