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★ 1歳児が丸いチーズをのどに詰まらせ死亡 注意呼びかけ
2024年12月20日 16時26分
ことし8月、1歳の男の子が、キャンディーのような丸いチーズを、のどに詰まらせ、死亡していたことが分かりました。
国民生活センターは、特に乳幼児には小さく切ってから与えるなど、注意を呼びかけています。
国民生活センターによりますと、ことし8月、1歳の男の子がひとくちサイズの丸いチーズを食べたところ、
のどに詰まらせ、病院に搬送されましたが、12日後に死亡しました。
チーズは、直径およそ2センチ、キャンディーのような丸い形でフィルムで1つずつ包装されていたということです。
丸いチーズを食べて窒息する事故はこのほか、ことし3月、1歳10か月の女の子が1人で食べていたところ、
むせて顔色が悪くなり、その後保護者が指でかき出して回復したということですが、
口の中から溶けたチーズのかけらが出てきたということです。
また、2017年には1歳の男の子がのどに詰まらせてえずき、
一時は皮膚や粘膜が紫色になる「チアノーゼ」の症状になったほか、
2016年には3歳の子どもがのどに詰まらせたということです。
国民生活センターは、特に乳幼児の場合、無理なく食べられるよう、
小さく切ってから与えることや飲み込むまで目を離さないことなど、注意を呼びかけています。
国民生活センター商品テスト部企画管理課の宮森章広課長は
「今回のようなチーズなど、丸くてつるっとしている食品は窒息のリスクがあるので、
無理なく飲み込める大きさにしてから与えてほしい」と話しています。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)
▽関連リンク
●商品テスト [2024年12月20日:公表]球形のチーズによる子どもの窒息に注意!-1歳児の死亡事故が発生しました-(一部抜粋)
URLリンク(www.kokusen.go.jp)
○消費者へのアドバイス
球形の個装チーズなど窒息を起こしやすい食品は、無理なく食べられるよう小さく切ったりつぶしたり、加熱して形状を変えて与え、飲み込むのを確認しましょう。
丸くてつるっとしているものや粘着性の高いものなど、窒息を起こしやすい食品の特性を知り、注意しましょう。
球形の個装チーズのほかに、飴やパン類、豆類、グミなどでも事故が起きています。
窒息したと思ったら、直ちに救急要請し、背部叩打等による異物除去を試みましょう。
○業界への要望
球形の個装チーズによる子どもの窒息事故防止のため、引き続き消費者への注意喚起や啓発を行うとともに、
より安全な商品の製造・販売を検討するよう要望します。
○行政への要望
食品による子どもの窒息事故防止のため、引き続き消費者への注意喚起、啓発を行うよう要望します。
○要望先
こども家庭庁(法人番号7000012010039)
チーズ公正取引協議会(法人番号なし)