24/12/21 09:10:22.03
★秋元司元議員の実刑確定へ IR汚職、最高裁が上告棄却
2024年12月18日 17:22
カジノを含む統合型リゾート(IR)参入を巡る汚職事件で、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は18日までに、
収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた元衆院議員、秋元司被告(53)側の上告を棄却する決定をした。
懲役4年、追徴金約758万円の実刑とした一、二審判決が確定する。元議員は今後、収監される見通し。
秋元元議員と共謀したとして収賄罪に問われた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(46)についても上告を退け、
懲役2年、執行猶予4年の有罪が確定する。元議員らは一貫して無罪を主張していた。決定は17日付。
一、二審判決によると、秋元元議員はIRを担当する内閣府副大臣と国土交通副大臣を兼務していた2017-18年、
IRへの参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から計約758万円相当の賄賂を受領。
保釈中の20年には贈賄側に報酬を提示し、裁判での偽証を依頼した。
21年9月の一審・東京地裁判決は「IR事業を所管する中央官庁の要職にありながら自覚を著しく欠き、
特定の企業と癒着した」と指摘。証人買収について「前代未聞の司法妨害」と断じ、秋元元議員の実刑は免れないとした。
24年3月の二審・東京高裁判決も支持し、元議員らが上告していた。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)