24/12/20 09:36:20.65
>>1の続き
カブアンドの契約者が増えれば増えるほど会社の利益が増えて株価は上がるかもしれませんが、
おそらく少し高い料金を払ってまで契約する人というと、前澤さんのファンのような人たちになると思われます。
そのファンがいる限りは会社としても利益が出ると思いますが、果たして広がりがあるかというと疑問です。
前澤ファンでなければ、わざわざ高い料金を払って株を貰うよりも、
安いところで契約して浮いたお金で好きな株を買った方が良いわけです。
カブアンド(前澤さん)ファンの中で完結してしまうようなビジネスモデルに見えます。
このファンの中でも古参と新参で格差が生まれてくることになります。
引換券と株式の交換が後になればなるほど、株の値段が上がって、貰える株が少なくなる可能性が高いからです。
同じ料金を払って同じサービスを受けているのに貰える株が減るということです。
そもそも未上場株への投資においては先に手を出した人がより儲かる仕組みになっています。
入るのが後になればなるほど貰える株は少なくなるので、入るなら早い方が良いですが、
利益の源泉がいかに新規の信者を引っ張ってくるかということになりますし、当然、
上場できずに事実上換金できない紙くずになってしまうリスクもあります。
上場できなくて株式が紙くずになってしまうリスクは未上場株投資において常にあるリスクです。
●信者ビジネスとしては優秀
ビジネスモデルとしては難しい部分もあると思いますが、信者ビジネスという意味ではよくできていると思います。
毎月500円払えば株が2倍貰える“プラス会員”という仕組みがあるからです。
カブアンドとしては、コストをかけずに1人当たり毎月500円の利益を得られるわけです。
プラス会員が100万人いるとすると、サービス自体の利益が無かったとしても月5億円、年60億円の利益となります。
通常のビジネスをトントンでまわしていさえすれば必ず利益が出る仕組みとなっていますが、
サービスの利用者としては月500円余計に払っていることにもなりますし、
新規のプラス会員が増えるほど既存の会員の利益にはなりますが後半の会員が貰える株が微々たるものとなってしまいます。
カブアンドのビジネスが成功するかどうかは分かりませんが、前澤ファンが増えないといけないビジネスであり、
ファンが尽きてしまった時や、サービスに何らかの不具合が出た時には離脱者も多くなるでしょう。
結局は普通のサービスと同じで、ちゃんと提供し続けることが大事となります。
●投資に興味を持とう
貰える株は微々たるものだと思われるので、正直それほど儲けられるものではないと思います。
ただ、どうせ入るなら少しでも早い方が良いというものです。
未上場株の投資でも早く唾をつけた人が大きく儲けられるものなので、それを体験するという意味では悪くないかもしれません。
ただ、ライフラインをここに任せることに若干の不安はあるので、なるべく不安の少ないサービスを選んで契約する方が良いと思います。
ビジネスが成功するかは分かりませんが、カブアンドをきっかけに投資に興味を持つ人が増えることは良いことだと思います。
以上