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★田崎史郎氏が「誠意」発言で炎上の宮沢洋一税調会長を酷評「本当に政治オンチ」「もともとは…」
[2024年12月17日10時10分]
政治ジャーナリスト田崎史郎氏は17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、
「年収103万円の壁」を、178万円を目指して引き上げることで合意した自民、公明、国民民主3党の幹事長の
合意内容に対する自民党の宮沢洋一税調会長のコメントについて「本当に政治オンチと思った」と酷評した。
3党の幹事長は、12月11日、国民民主党が主張する「103万円の壁」を、同党の主張に沿って
「178万円を目指して来年から引き上げる」ことで合意。これに対し、13日の3党の税制調査会(税調)幹部の会合では、
与党から国民民主に、178万円を目指すどころか「123万円」という数字が提案され、国民民主は反発し一蹴。
これに関し、かつては時の首相も口出しできない「聖域」といわれた自民党税調の宮沢会長は
「(123万円は)誠意を見せたつもりだ」とコメントしたことで、SNSで大炎上し「ラスボス」と評するコメントもある。
宮沢氏は、178万円に触れた3党幹事長合意にも「釈然としない」と不快感を示していた。
田崎氏は、与党として123万円を提案した宮沢氏の反応について「よくよく考えても、この人は本当に政治オンチと思った」と指摘。
「123万というのはもともと財務省が考えていた数字。財務省と打ち合わせの上で言った」と独自情報を明かし
「それ(123万円)で決着するならいいが、国民から一蹴され、それ以上を出さないといけなくなった。
もし『110万円くらい』と言って、それから123万円にしたら落ち着いたかもしれない。
(早々に)本音の部分を出してしまったので、それ以上出さないといけなくなった。本当にヘタだ」と述べた。
宮沢氏の発言の背景について、宮沢氏が参院議員であることに言及し「参院は自公が多数で過半数をもっている。
衆院が少数与党になっている現実に、考えがついていっていないのではないか」と述べた。
一方で「178万円にすると、財務省の試算では7~8兆円の減収になるという。
そこまでの財源を見いだすのは難しい。国民民主党の弱さは、財源を示していないことだ」とも指摘した。
田崎氏は「178万円を目指して来年から引き上げる」という3党幹事長合意の額にどこまで近づくか、
ということについて「123万円から増える可能性はあるが、178万には至らないのではないか。
(取材では)最初は『130万円』くらいと聞いていたが、宮沢さんがやってしまったので、それで落ち着くかどうか」と分析した。
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