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★【政界地獄耳】よもや石破茂は参院選まで安全運転で行けばと過信してはいまいか
★8日、自民党は先の衆院選で落選した前議員約100人が参加し、約2時間半の懇談会を党本部で開いた。
出席した首相・石破茂(党総裁)は冒頭、衆院選大敗について「大変に厳しいご審判をいただいた。
総裁たる私の責任だ。至らざるところ、行き届かないところが多々あった」と謝罪。
出席した自民党が公認せずに無所属で出馬した元文科相・下村博文は「決定的な戦略ミスだ」と執行部を批判。
選挙中に党執行部が裏金処分議員にも支払っていて裏公認料と言われた党勢拡大費の
「2000万円問題が出てから、ガタっと空気が一瞬で変わった。それが私自身も落選につながった」と発言。
会合後、記者団に「2000万円問題がなければ自民党はもっと議席を維持できた」と強く批判した。
★下村の言い分はもっともで、のちに自民党候補を立てていない支部には
支払っていないことまで「しんぶん赤旗」に暴露されている。
この問題についての発言は多かったものの、当事者である幹事長・森山裕から説明はなかった。
無論、下村ら裏ガネ問題の中心的人物の多い安倍派幹部らが巻き起こした騒動で、
ほとぼりが冷めれば乗り切れると甘く見ていた当事者議員と、巻き込まれた議員がいて、
選挙中の2000万円問題が拍車をかけたというのは落選議員の本音だろう。
だが国民は落選議員の心配より相変わらず現状を守ることばかりで、執行部批判のガス抜きにしかならず、
建設的な政治とカネの問題と党の浄化策について何も進んでいないことに不満と
危機感を持っていることに気づかない自民党の地盤沈下に不安と不満があるのだ。
石破は終了後「意見を聞きながらよりよい党運営に努めてまいりたい」とした。
★では石破は党内にぺこぺこしていれば乗り切れるのか。
よもや参院選まで安全運転で行けばそのあとは自分の政治ができると思ってはいまいか。
安倍政治にものを言ってきて国民からここまでの人気を得た石破が歴代政権の苦労がわかったなどと言うのだろうか。
無論そんなざまなら参院選まで持つまい。(K)※敬称略
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