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★持ち帰り、自己責任が前提 外食時の食品衛生指針案
[2024年12月6日17時9分]
外食での食品ロス削減に向け、食べ残しの持ち帰りに関する食品衛生ガイドラインを議論する
厚生労働省検討会は6日、持ち帰りは消費者の自己責任を前提とし、
食中毒や異物混入を防ぐための留意点は店側の指示に従うとする指針案を大筋で了承した。
案では、十分に加熱された食品は持ち帰りに適するが、生ものや加熱が不十分な料理は適さないと分類。
居酒屋やレストラン、ホテルの宴会などを想定し、病院や学校の給食は対象外とした。
持ち帰りは店側が認めた食品に限り、店側が用意した容器に消費者が自ら移し替えることが原則。
フードコートでは、異なる店舗の食品を同じ容器に詰めない。
過去の食中毒を基にした注意点をまとめ、刺し身やすしは店内喫食が基本とし、
カレーやシチューは常温で長く放置せず、十分に再加熱して食べる。
食中毒発生時には、消費者と店側に保健所の調査への協力が求められる。
店内の衛生管理に不備があった場合は、店側に必要な措置が取られる。
消費者庁でも法的責任に関するガイドライン策定を進めており、
二つを統合した上で来年度からの運用を目指す。
厚労省検討会では構成員から「自分の行動が社会変容につながる
とのメッセージも発信してほしい」と運用に向けた提案も出た。
政府が公表した2022年度の食品ロスは推計472万トン。
30年度までに00年度比で食品ロスを半減させるとの目標を8年早く達成しており、
政府が新たな目標の策定を検討している。(共同)
日刊スポーツ URLリンク(www.nikkansports.com)
▽関連リンク
●第4回 食べ残しの持ち帰りに関する食品衛生ガイドライン検討会 配布資料
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
議事次第・参加者名簿[PDF形式:110KB]URLリンク(www.mhlw.go.jp)
資料1 消費者及び事業者に向けた食べ残しの持ち帰りに関する食品衛生ガイドライン(案)[PDF形式:740KB]URLリンク(www.mhlw.go.jp)
資料2 別添(案)[PDF形式:851KB]URLリンク(www.mhlw.go.jp)
資料3 チラシ例(食べきれなかった料理を「お持ち帰りする」お客様へ)[PDF形式:1.4MB]URLリンク(www.mhlw.go.jp)
参考資料 第3回検討会意見・質疑等[PDF形式:500KB]URLリンク(www.mhlw.go.jp)