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★福島第一原発 デブリ取り出し 開発中のロボットアームに断線
11月29日 13時07分
福島第一原子力発電所で、11月にかけて事故のあと初めて行われた核燃料デブリの試験的な取り出しについて、
東京電力は、2回目以降の作業で使うために開発中のロボットアームでケーブルの断線が見つかったことを明らかにしました。
こうした状況を踏まえ、2回目以降も今回と同じ装置を使うことも検討しているとしています。
福島第一原発2号機では、事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリの
試験的な取り出しが初めて行われ、今月7日に、大きさ5ミリ程度、重さ0.7グラムの小石状のデブリ1粒が採取されました。
東京電力は採取したデブリを分析し、本格的な取り出し工法の検討に役立てたいとしていますが、
2回目以降の取り出しについては、現在、操作訓練や調整作業を進めている大型のロボットアームを使って
今年度中にも始めるとしているものの、いつ着手できるかはわかっていません。
このロボットアームについて、東京電力で廃炉の責任者を務める福島第一廃炉推進カンパニーの小野明代表は、
28日の会見で、開発を始めて5年程度たつ中、一部のケーブルに経年劣化によるとみられる
断線が見つかったと明らかにしました。
このため年内を目指してきた装置の調整が終わるめどが立っていないということで、小野代表は、
こうした状況を踏まえ、2回目以降の取り出しでも今回と同じ装置を使うことも検討する考えを示しました。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)