24/10/29 21:36:10.56
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(前略)
◆日本は「10代」のパソコン所有率が低い
総務省が2024年8月に発表した「通信利用動向調査」によると、2023年のパソコンの世帯単位の
保有状況は全体で65.3%だったのに対し、20代では65.7%と平均を上回っていることが分かります。
一方、日本インフォメーションが実施したZ世代の情報収集・SNS利用についての調査によると、Z世代の
パソコン所有率は27.8%。先の「通信利用動向調査」の20代のパソコン保有状況とは大きな差があります。
調査によって若者のパソコン所有率に大きな差が出る理由は、調査対象を
「20代の世帯主」とするか、「Z世代」とするかの違いがあると言えるでしょう。
そもそもZ世代は、1996~2010年生まれの13~27歳(2024年現在)です。
つまり『20代では6割越えの世帯がパソコンを所有している』
ものの、『10代のパソコン所有率は極めて低い』と考えられます。
そして「Z世代」全体で集計をすると所有率が3割を切るとみられます。
◆子どもの「5割」が校外でパソコンを利用していない
経済協力開発機構(OECD)が行った15歳の学習到達度調査(PISA)によると、
学校以外でパソコンやタブレットを毎日使う日本の子どもは4割にとどまるそう。
日本では「GIGAスクール構想」などを契機に「1人1台端末」の実現に向け、
小中学生を対象としたパソコンまたはタブレットの導入が大きく進みました。
子どもたちへの端末そのものの普及は従来と比べ、かなり進んでいます。
しかし、『配布されたタブレットの持ち帰りが禁止されている』、
『自宅にはパソコンがない、もしくは親に使用を禁止されている』
といった子どもたちも少なくないとみられ、パソコンやタブレットの普及が進んでも
「校外でもパソコンを使う」という環境はなかなか実現していないとみられます。
では子どもたちは「パソコン」ではなく、何を情報端末として
利用しているのでしょうか?結論から言えば「スマホ」です。
(次へ続く)