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★「本当に教団と接点はないのか」鈴木エイト氏の選挙ウオッチ同行記 旧統一教会「関係ありなし」サイト登場
2024年10月25日 12時00分
衆院選の投開票日が2日後に迫った。自民党の裏金事件に端を発した「政治とカネ」の問題が注目されるが、
忘れてはいけないのが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家の関係だ。
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件を受けてつながりが発覚後、初の大型国政選挙となる。
この問題を追及してきたジャーナリストの鈴木エイト氏や元信者らは、教団との関係を指摘された候補者をどう見るのか。(山田祐一郎)
(中略)
◆1300人データベース 「旧統一教会」に加え「裏金」問題の有無も
政治家と教団との関係を検証する動きはエイト氏だけではない。
両親が現役信者で、30代の元信者の「もるすこちゃん」(仮名)は、総選挙に立候補した1300人余について、
過去に報じられた教団との関係を、生成人工知能(AI)を使ってデータベース(DB)化。
「統一決別 解散総選挙 国会議員データベース」として公開し、投票の判断材料の一つにしてもらおうとしている。
14日の公開後、8000件以上のアクセスがある。(URLリンク(morusuko.com))
「もるすこちゃん」が作成したデータベースのトップ画面 URLリンク(morusuko.com)
DBでは、選挙区ごとにAIがこれまで教団との関係性が強いと判断した候補者名が赤色で示され、
裏金に関係した場合は紫色、両方に関係ある場合は黄色になる。
候補者の裏金有無や教団との具体的な接点、関わり度合いの評価、その根拠となった情報のリンクを見ることができる一覧も作成した。
「選挙で国民の審判を受けるべきだが、国民の間でもこの問題が終わったことになりつつある」と危ぶむ。
もるすこちゃんは教団に献金し、経済的に苦しい両親に代わって自身や親族の学費などを負担してきた。
「事件を受けて救済法が成立したが実効性がない。誰も救われない法律ができただけだ」。
問題がまだ現在進行形であることを強調する。
◆「説明責任を果たさずに当選しても、みそぎにはならない」
被害者支援に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は16日、
主要8党に教団との関係などを尋ねた公開質問状の回答を公表した。
自民党は「問題を受けガバナンスコードを改定し、今後もこれを順守した政治活動を徹底する」と回答。
自民党と公明党以外は、問題についての調査の必要性を訴えた。
「旧統一教会と政治の関係についての整理や調査が行われる前に裏金問題が発覚した。
総裁選後の公認など裏金を巡る動きが活発すぎて、結果として
旧統一教会の問題が隠れてしまっている」と話すのは、中央大の山崎望教授(政治理論)。
「本来、今回の選挙で『政治と宗教』の関係を問い直す必要がある。
『政治とカネ』と同じく大きな争点だが議論が広がっていない」と指摘する。
選挙で当選すれば、関わった議員がいずれの問題も「みそぎを終えた」とされかねない。山崎氏はこう強調する。
「それぞれの問題について議員は自らが公に説明する義務がある。
説明責任を果たさずに当選しても、みそぎにはならない。
自民党の内部調査は不十分。与野党関係なく、当選した議員は調査に協力するべきだ」
◆デスクメモ
先日期日前投票を終えたばかり。もるすこちゃんのDBで調べたところ、
自分の選挙区に教団との関わりが伝えられた候補者はいなかった。
とはいえ今月新たに教団の選挙支援や会合出席を認めた大臣もいて、疑念は残る。
説明せず逃げ回る候補者は、有権者にも同僚議員にも失礼だ。(恭)
東京新聞 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
中略部分は>>2-4