24/10/25 23:00:41.23
URLリンク(373news.com)
2023年に霧島市の作業所兼福祉施設で、知人男性を包丁で刺して殺害したとして、殺人の
罪に問われた本籍東京都台東区、無職の男(68)の裁判員裁判論告求刑公判が25日、
鹿児島地裁(小泉満理子裁判長)であり、検察側は懲役25年を求刑した。判決は31日。
検察側は、ささいなことに不満を募らせ一方的に殺意を増大させたと指摘。「過去に殺人罪で
13年服役した他、出所や服役を繰り返した上での犯行で、強い非難に値する」と論告した。
被害者参加弁護士は「遺族の心の痛みを理解するどころか謝罪はなく、
法廷で侮蔑的な言動をした」などと述べ、死刑が相当とした。
弁護側は「日々のストレスと被害者の言動への不満で精神的に追い詰められていた。
自分を制御するのが難しかった」と主張し、懲役17年が妥当だとした。
被害者の弟は「兄と会う願いを理不尽に奪われ、悲しみや虚無感
とともに怒りを感じる。最も厳しい処罰を望む」と意見陳述した。
起訴状などによると、被告は23年7月25日午後7時半ごろから同37分ごろまでの間、
霧島市の作業員男性=当時(48)=の自宅で左胸を包丁で複数回刺して
失血死させたとされる。男性は施設で暮らし、被告も普段から出入りしていた。