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★岸田前首相の「自民党に力を」連呼に国民ソッポ…“自民単独過半数割れ”の現実味いよいよ増す
公開日:2024/10/22 06:00 更新日:2024/10/22 06:00
衆院選の投開票(27日)まで1週間と迫る中、メディアの世論調査で、
自民党の「単独過半数割れ」の可能性を指摘する報道が相次いでいる。
朝日新聞社は19~20日に行った電話とネットによる世論調査に加え、全国の取材網などの情報も加味して情勢を分析。
それによると、現時点では「自民党、公明党の与党は過半数(233議席)を維持できるか微妙な情勢」で、
2012年の衆院選以降、単独で過半数を維持してきた自民は「今回は割り込む公算が大きい」という。
日本経済新聞社による世論調査でも、
「自民党は定数465の衆院の過半数にあたる233議席に届かない可能性がある」と報じ、
FNNの調査でも「自民党の単独過半数は厳しい状況」と報じている。
長期間に渡って組織的かつ常習的に違法・脱法行為の「裏金作り」を繰り返してきた自民党。
一部の裏金候補のみ公認せず、大半の候補は「お咎めなし」の状態で
有権者に支持、得票を訴えているのだから、国民にとっては許しがたい話だ。
単独過半数どころか、公明党との与党過半数さえも阻止したいというのが有権者の本音ではないか。
■自民党に力を与えたら、せっせと裏金作っていた
「何としても自公で過半数をいただきたい。厳しい選挙だ。どうぞ力を与えてください」
20日、大阪府内で公明党候補の応援演説に立ち、自民、公明両党での
過半数維持に執念をにじませていた石破茂首相(67=自民総裁)。
苦戦の背景には石破首相のぶれぶれな政治姿勢が一因とも言われているが、
そんな自民に対する厳しい世論批判のアクセルをさらに踏み込んでいるのが岸田文雄前首相(67)だろう。
《東京都と静岡県で4候補の応援に回りました。どの会場も多くの方に集まって頂いています。
みな必死に戦っています。どうぞ自民党に力を与えてください。》
《本日の応援の予定です。自民党が一丸となって全員でこの選挙戦を戦っています。
ぜひ私たちに力を与えてください。よろしくお願いします。》
《残り一週間、最後の最後まで戦っていきますので、よろしくお願いします。
本日は東京都と静岡県です。ぜひ自民党に力をお与えください!》
全国各地で自民党候補の応援演説に回る岸田前首相は連日、X(旧ツイッター)を更新。
多用している言葉が「自民党に力を与えて」「私たちに力を」というフレーズなのだが、
SNS上では
《自民党に力を与えた結果が今の荒廃した日本社会》
《自民党に力を与えたら、せっせと裏金作っていた》
《自民に力を与えるとロクなもんじゃないことがハッキリした》……などと総ツッコミ状態なのだ。
旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の問題や派閥の裏金問題は、
もともとは岸田前首相がきちんと対応せず、石破新総裁に丸投げして詰み越した課題だ。
岸田前首相は総理総裁として「最も力があった」にもかかわらず、何もしなかったわけで、
今さら「私たちに力を与えて」と訴えたところで国民は鼻白むだけ。理解が得られるはずはないだろう。
日刊スポーツ URLリンク(www.nikkan-gendai.com)