24/10/20 23:40:40.51
(>>1からの続き)
◆「ものすごいボリュームで、教室で叫び出し…」小学生時代の症状
(中略)
―小学生になると、現れる症状も変化していったのですか。
へち
小学校は重症だった時期があって、叫び声が止められなくなったんです。
ものすごいボリュームで、教室で叫び出すと、その階すべてに響き渡るくらいで。もちろん、学校の先生が
クラスメートたちに私のことをちゃんと説明してくれて。おかげで、ある程度は理解してくれるようになりましたね。
叫ぶ症状のピークは小2からで、小1の頃は運動チックだけでした。いまもあるんですけど、
首振りがやめられなかった。あまりに振りすぎて頭が揺れるから、頭痛がするほどで(笑)。
(中略)
◆高校時代にマウスピースの治療を受けた
―マウスピースで止まった。
へち
アメリカで治療をやってくれた先生というのが、歯科治療でトゥレットの治療をしている方で。
私が着けていたマウスピースは、チックを抑えるために作られたものなんです。
チックの発症原因はいろんな説があるんですけど、その先生が言うには、脳の炎症が原因だと。
顎関節が狭いと脳に炎症が起きて、それがチックを引き起こしているそうなんですね。だから、マウスピースを
入れると狭かった顎関節が広くなって、脳の炎症が緩和されて、チックの症状が出なくなるという理論で。
◆「チック症の美少女」と拡散されてしまったワケ
(中略)
―アメリカで受けた治療の効果は、あまりに劇的だったと。
へち
でも、後に思わぬことも起きちゃって。私がマウスピースを試しているところを撮った動画が
「チック症の美少女」「謎のチック症少女」みたいなロリっぽい扱いで、どんどん拡散されてしまったんですよ。
(以下略)
(次へ続く)