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★【政界地獄耳】「失われた30年」理解しない候補者を淘汰すべき
★野党が選挙戦で盛んに言い立てる「自民党による失われた30年」。
戦後のほとんどの時期、政権を担ってきた自民党に対して、ことにここ30年は経済政策、
税制、社会保障の水準は国民の望むものとは程遠く、30年間、景気が回復しないのは
政治の失敗にほかならないという指摘だ。
自民党・公明党は自公政権の政権担当能力をうたうが、
公明党が言い出した「100年安心年金制度」を信ずる国民は少数派だ。
小泉内閣、安倍内閣は長期政権を誇ったが、郵政民営化の効果はまるでなく、
郵便行政は民間になってサービスは後退。アベノミクスを信じる人たちのために
多くの国民が格差拡大で辛酸をなめた。
★いずれも恩恵をあずかった一部の声の大きい人たちによって正当化されたが、
本当に国民が潤ったなら「失われた」などとは言わない。
ただ、野党がただの被害者かといえば、積極的に財務省の言いなりになって
「第二自民党」と化した民主党野田政権の罪も重い。
国民の支持を受けながら裏金づくりをせっせとやっていた自民党の厚顔さには閉口するが、
いまだに「悪くない」とか「過去には同じようなことをしても公認は出た」などと
寝ぼけたことを言う安倍派の「事態を理解しない勘違い候補者たち」を
国民は淘汰(とうた)すべきと思っているはずだ。
9月の総裁選時には首相になっても靖国参拝を続けると公言した
前経済安保相・高市早苗が17日、それを実行に移したが、首相でなくてよかった。
安倍派の残党は高市にすがるが、国民の怒りはいまだ「政治とカネ」にある。
★各メディアの厳しい世論調査の結果もそれを後押しする。
与党議員は「多くのいいこともしてきた」という。
それは当然だが、多くの国民の要請や、社会や時代の変化をつかみきれなかった
与党と霞が関の役人ののんきぶりに国民は怒っているのだ。
自民党は今まで通りではないという状況を早く知るべきだ。(K)※敬称略</p>
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