24/10/14 08:10:36.76
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(前略)
10月初旬、鳥取県内のある小学校で行われた運動会。徒競走のスタートで鳴った音は、
「パーン」というピストルの火薬音…ではなく、柔らかい「ピー」というブザー様の電子音でした。
運動会徒競走のピストル音を、このように電子式に変更するという動きは、全国でも起きているといいます。
近隣への騒音対策など、理由は様々ですが、「大きな音が苦手」な子どもへの配慮という意味合いも
あるといいます。また、コロナ禍で共用の「笛」が廃止されたことに伴い、電子音のホイッスルが
導入され、運動会でもそれを使い続けるようになったという側面もあるそうです。
スターターピストルなどの大きな音が苦手だという、小学生の男の子に話を聞きました。
小学5年生の男の子
「僕の学校の運動会ではピストルを使っていて、今年の運動会では、リレーの
ときなどに使われました。急に大きい音が鳴ると、体がビクッとなるので、
ピストル音が鳴るタイミングに注意して、鳴るときは耳を塞いでいました」
Q運動会自体は好き?
「好きです」
日常生活に支障をきたすほどではないため、ヘッドホンなどは使っていませんが、耳に当てられるように
タオルを持ち歩いたり、花火大会など大きな音が出る場所には行かないようにしたりしているといいます。
小学5年生の男の子
「前に野球観戦にいったときは、応援しているチームが活躍すると、みんながメガホンを
叩いて喜ぶ音にびっくりしてしまい、1回の裏で帰ることになってしまいました」
男の子の母親によると、同世代には同じように音に敏感な子が、時々
いるといい、気持ちを分かってくれる人がいると安心すると話します。
時代の変化や子どもたちに合わせ、運動会も以前とは少しずつ変わってきています。