24/10/13 15:02:25.99
URLリンク(japan.cnet.com)
●中央線・青梅線に導入される二階建てグリーン車
URLリンク(japan.cnet.com)
●グリーン車の設備
URLリンク(japan.cnet.com)
●グリーン車の運行範囲と、1編成におけるグリーン車の位置
URLリンク(japan.cnet.com)
●グリーン料金
URLリンク(japan.cnet.com)
●自分の乗る電車がグリーン車付きか確認する方法
URLリンク(japan.cnet.com)
JR東日本は10月13日、JR中央線・青梅線で2階建てグリーン車の連結を開始した。当初は一部編成
からの運用で、本格運用が始まる2025年春のダイヤ改正まで「お試し期間」として無料で乗車できる。
連結されるグリーン車は、横須賀・総武快速線の「E235系」と同様に全席にコンセントを備える。
テーブルやドリンクホルダー、無料Wi-Fiもあり、移動中に簡単なテレワークも可能だ。
いわゆる「通勤地獄」の緩和にもつながりそうだ。沿線の多摩地区は、遠方まで宅地開発が進んでおり、
遠距離の通勤者も多い、そのうえ複々線は三鷹駅止まりでダイヤに余裕がなく、ラッシュ時には
ノロノロ運転となることも日常だ。グリーン料金を払えば着席機会が得られるのは安心感が増す。
また、グリーン車の運行範囲は山梨県の大月駅まで及ぶ。
テレワークが普及した今、環境が良く居住コストも抑えられる奥多摩や山梨県に居を構え
つつ「週に1、2度程度の通勤にグリーン車を使う」という需要も喚起されるかもしれない。
なお、中央線沿線は首都圏の中でも比較的所得水準が高いイメージだ。
「グリーン料金を支払ってでも快適に移動したい」と思う人の割合も高そうだ。
例えば立川駅でもラッシュ時間帯は東京駅まで1時間近くかかるが、「より遠方の駅で席が埋まって座れない」
こともあるかもしれない。2025年春を予定する本格運用後の利用状況にも注目だ。
グリーン車は通勤だけでなく、行楽地への移動にも便利だ。沿線には昭和記念公園、奥多摩の渓流や
山々など観光資源が豊富だ。「せっかくのレジャーで通勤電車のロングシート」というのも
味気がない。グリーン車を使った快適な移動機会が提供されるのは純粋に喜ばしい。
(次へ続く)