24/10/02 06:40:42.74
(>>1からの続き)
娘さんが通っているのは市立中学だという。
「もちろん正規業者で買わなければなりませんが、エリアごとに指定を受けたお店が
異なり、私たちの住む地域では制服を買える業者さんは、2店しかありません。
娘の制服を買った去年は、周りの先輩お母さんから
『A店のほうが仕立てが丁寧よ』『B店は鞄などのアイテムが安い』などの情報を
前もって聞いていたので、A店で買いました。が、実際にはA店もB店も大同小異です」
「夏服は上を2枚、下のスカートを1枚買いました。同じ市内には、ここ最近で制服を
ジェンダーフリー仕様にした公立校も複数あります。シャツやパンツ、スカートなど
アイテムを選べますし、従来の制服より安価なものになっていると聞いています」
しかし、多美さんの学区ではまだそのような「制服改革」は兆候すら見られない......。
「物価高騰もあるのに、この金額は本当にキツい! 私の月収の2か月分ですから」
多美さんの夫は個人事業主である。その健康保険料の額はハンパでないという。
「年金や各種税金をあわせると持っていかれる方が多いような感じで悲しくなります。
まさに五公五民! これだけ働き甲斐のない時代って、初めて経験してると夫も泣き言を言っています」
このように家計が厳しい状況で、としごの子供、2人続けての制服への高額課金はつらい。
「うちの周りにはリユースショップがなくて、誰かお下がりをくださる方を探して
いますが、息子はとても身長が高いので、なかなかマッチングが難しそうです......」
息子さんの制服購入時期が迫るなか、実は多美さんは、一足先に中学生になった娘さんの制服の支払いをまだ終えていない。
「お恥ずかしい話、15万一括がどうしてもキツくて分割で支払ってきたんです。あと2回ほどで
やっと終わりますが、終わったらリレーのように息子の制服購入が待ち構えています」
(以下略)
(次へ続く)