24/10/02 06:03:37.91
(>>1からの続き)
◆判決後、浦添市は遊具の使用基準を見直した
ーもともと浦添市は、遊具の安全点検を定期的に行っていたということですが、
遊具に多少の劣化があったとしても、使用禁止という判断まではしていませんでした。
しかし裁判の結果を市は重く受け止め、去年12月、遊具の使用基準を引き上げたのです。
そうして全体の56%の遊具が“使用禁止”となってしまいました。浦添市では
この問題が市議会でたびたび議題となり、早急な対応が必要だと認識されていますが、
現在使えなくなっている116遊具のうち、今年度改修予定の遊具の数はわずか5つです。
改修のペースが上がらない背景には、人員不足や予算不足の問題があります。
改修にかかる費用は遊具1つにつき1,000万円から2,000万円。これに対して
今年度確保されている予算は国からの交付金など、合計7200万円です。
市内の遊具の全てを改修するには10年以上がかかる見込みですが、
沖縄の遊具は塩害や紫外線の影響をうけ、メーカーが想定している
耐用年数より短くなる、沖縄特有の事情もあるそうです。
そうして今後新たに改修が必要となってくる遊具が増えることを踏まえると、
従来のように遊具で遊べる環境の確保は厳しい見通しと言わざるを得ません。
◆保育環境の専門家は 言語発達の場としても公園の重要性を指摘
(中略)
・沖縄キリスト教短期大学 地域こども保育学科 照屋建太 教授
「特定の動きができる。例えば、のぼり棒なら登ったりとか降りたり、ブランコは揺れたり、
前後左右の動き・普通の自然遊びも大事ですが、そこを補完するような意味で、大切なのかなと」
「また公園というのは1人で遊ぶものではないところが多い。特に遊具があるところは。
そういうところを通して、友達と話すとか、言葉の発達とか、いろんな面で良い機能を果たしている」
ー何より優先すべきは「子どもの安全」ですが、安全を追求した結果、遊ぶ場所がなくなっている
のが浦添市の現状です。照屋教授は、社会全体として考えていくべき問題だと指摘しています。
浦添市だけではなくどの市役所でも、よりライフラインやセーフティーネットに
直結する部署・分野に、予算や人員が優先的に配置・配分されます。そのなかで
公園の遊具は、どうしても2番手、3番手の扱いになるかと思います。
しかし浦添市の事例は、子どもたちが育つ環境のサポートのためにも、
よりお金や人を割いていく行政の必要性も示していると感じました。
(終わり)
3:名無しさん@15周年
24/10/04 12:22:15.01 U66bRFtZ+
昔は家の前の道路が子供の遊び場だった
今は車だらけで危険極まりない
違法改造車、違法改造バイクが堂々と走る
大人が車やバイクで好き勝手に遊んでいる
車優先社会が少子化の原因だということは疑いようがない