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【中東】 イスラエルがレバノンへ地上侵攻 ネタニヤフ政権、強硬姿勢で政権維持はかる思惑か - 暇つぶし2ch1:擬古牛φ ★
24/10/01 16:45:31.20
★イスラエルがレバノンへ地上侵攻 強硬姿勢で政権維持はかる思惑か

エルサレム=高久潤2024年10月1日 9時52分

 イスラエルが1日、レバノン南部を拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラを標的として、
レバノンへの限定的な地上侵攻に踏み切ったと発表した。なぜ今、イスラエルは動いたのか。

 イスラエル軍は発表で、今回の侵攻は、ヒズボラを標的に、国境付近のレバノン南部の
複数の地域を対象にした「限定的」なものだ、と説明している。

 イスラエル軍は9月27日、ヒズボラの最高指導者ナスララ師を空爆で殺害。
その後もレバノン全土への攻撃を強めていた。
昨年10月にパレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以来、
ハマスとの共闘を掲げてきたヒズボラと、イスラエルの間の交戦による緊張がかつてなく高まっていた。

 イスラエルが、ガザでの戦闘開始から1年近くが経つなか、ヒズボラへの態度を硬化させた背景には、国内世論からの圧力がある。
この1年、イスラエル北部の国境を挟んでヒズボラと空爆や砲撃の応酬が続いていることから、
イスラエル北部の住民約6万人が、国内の他の地域への避難を強いられている。

 一方、ヒズボラとの緊張激化をもたらしたガザでの戦闘も、収束する見通しは立っていない。
避難民をはじめ、国民からはネタニヤフ政権の責任を問う声が上がっていた。

 イスラエルの安全保障関連閣議は9月17日、ガザでの戦闘の目標に、避難民6万人の「安全な帰還」を加えることを決めたと発表した。
翌18日には、ヒズボラの戦闘員らが使っていた通信機器を一斉に爆発させる方法で攻撃。
ヒズボラの報復を受け、23日以降は、レバノン各地で集中的な空爆を繰り返した。

●ネタニヤフ政権、国内不満かわす思惑か

 ネタニヤフ政権は、強硬姿勢を取ることで、国内にくすぶる不満をかわし、政権の維持をはかりたい思惑があるとみられる。

 ヒズボラとの本格的な戦争は避けたいというのが、昨年10月以降、イスラエル側の一貫した本音だった。
だが、戦闘が長期化するなか、避難民を住んでいた地域に帰れるようにするには地上部隊を投入して、
ヒズボラを国境付近から遠ざけることが欠かせないと判断した。

 ヒズボラの軍事力は、イスラエルに遠く及ばないものの、ハマスをはるかに上回る。
ガザでの戦闘を継続しながら、ヒズボラとの新たな戦線を開くことは、イスラエルにとって大きなリスクを伴う。

 また、レバノンには1982年と2006年に侵攻したことがあるが、
いずれの作戦でも、イスラエルとヒズボラの双方に多大な犠牲が出た。
今回も地上侵攻に踏み切れば、自軍への大きな被害は免れないとみられ、慎重な意見も根強かった。

 一方で奇襲攻撃で裏をかかれたハマスとの戦闘と違い、対ヒズボラ作戦は「数十年かけて準備してきた」
(イスラエル軍関係者)として、「二正面作戦」になっても戦える算段があるという。

 最近の各種世論調査によると、イスラエル軍のヒズボラへの攻撃強化を、市民の大多数が支持しており、
地上侵攻後も、軍事作戦に歯止めはかからなそうだ。(エルサレム=高久潤)

朝日新聞デジタル URLリンク(digital.asahi.com)


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