24/09/14 18:48:25.26
URLリンク(news.ntv.co.jp)
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旧ビッグモーターの店舗前の街路樹が枯れたり、伐採されたりした問題。
2023年に全国各地で次々と明らかになると、警察も捜査に乗り出す事態となった。
神奈川県でも川崎市の店舗前のツツジを伐採したとして、元店長の男A(33)と社員の男B(51)が器物損壊の
疑いで起訴された。このうち、元店長の男の裁判が橫浜地裁で行われ、「罰金20万円」の有罪判決が言い渡された。
(中略)
◆点数化される月イチの「環境整備点検」
(中略)
「環境整備点検」は、店舗の運営に携わる「本部」に所属する社員が各店舗を訪れ、清掃が行き届いているか
などを評価する行事。頻度は月に1回。十数個の項目に沿ってチェックが行われ、150点満点で採点されるという。
(中略)
しかし、この「環境整備点検」はただ単に店舗の状況を評価するためだけのものでは
なかった。点検の結果で、給料が減ったり、降格させられたりすることもあったという。
(中略)
◆150点満点中“10点”―「木が邪魔だ。低い木は全部切った方がいい」
2022年9月某日、Aが店長を務める店舗でも「環境整備点検」が行われることになった。
Aは休暇を取得していて不在。出勤していた従業員らで「環境整備点検」に対応することになった。
この日の点検の担当者は、社内でたった1人「環境整備点検推進委員」という職に就いていた本部社員のB。
検察側の冒頭陳述によると、Bの点検は厳しく、低評価を受けやすいと従業員の間で有名だったという。
Aも、Bの点検について、「ほかの人と比べると点数が取りづらい」
「机が一直線になっていなければ点数が取れない」と法廷で証言している。
そのBはこの日、店舗に来て点検をはじめると、外の街路樹を指して従業員にこう伝えた。
「木が邪魔だ。低い木は全部切った方がいい」
この言葉を聞いた従業員は、Bの指摘をAに報告。点数は、150点満点中
たったの10点だった。その後の対応について、Aは法廷でこう証言している。
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弁護人:Bの指摘を受けて、あなたはどう対応をしたんですか?
A:木を切ってよいか、川崎市に問い合わせをしました。
弁護人:なんという回答だったんですか?
A:歩道に出ている部分の少しの剪定(せんてい)や背をそろえる程度は
やっていいと言われました。木をすべて切っていいとは言われていないです。
(弁護人側の被告人質問より)
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(次へ続く)