24/09/12 22:11:50.94
URLリンク(mainichi.jp)
大手焼き肉チェーン「牛角」が実施した「食べ放題プランの女性半額キャンペーン」が議論を呼んでいる。
(中略)
こうした性別を限定したキャンペーンに反発が起こるのはなぜか。
教育社会学・ジェンダー学を専門とする関西大の多賀太(たが・ふとし)教授に聞いた。
◆顧みられない「男性の中の不利な人」
今回のキャンペーンは、ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」への
初出展を記念したもの。2~12日の月~木曜日にアプリからの予約限定で、90品を注文できる
「牛角コース」(3938円)が1969円、「堪能コース」(5258円)が2629円になる。
TGCは、さいたまスーパーアリーナで7日に開催された。牛角を運営するレインズインターナショナル
の広報によると、10代後半から20代までの女性という若年層への認知獲得のためだった。
半額キャンペーンの実施には「食べ放題での注文量が男性に比べて女性が肉4皿分少ない」
という背景もあった。ネット上での反応について担当者は「弊社として性差別を意図して
おこなったものではありませんが、貴重な意見として参考にさせていただきます」と説明した。
なぜ、反発が目立ったのか。多賀教授は
「生まれながらの属性によって違う扱いを受ける、しかも、その扱いによって
一方の属性が優遇されて、他方の属性が不利に扱われる。単純に考えれば、全ての人々が
同様に扱われるべきであるという概念である『機会均等』に反しているように思えます。
そこに対して、直感的に『おかしい』と感じるのは、当然ありうる反応だと思います」
と語った。
(以下略)
(次へ続く)