24/09/05 06:51:13.39
(>>1からの続き)
なぜ、こんな“シロウト修復”が起きてしまうのか―。『ルーブル美術館』
でドラクロワなどの貴重な名画を修復してきた専門家・加賀優記子氏は…。
(元ルーブル美術館・絵画修復員 加賀優記子氏)
「基本的に“破壊”です。神父側が、『これはやらないでね』と言わなきゃいけない部分を知っていないと
いけなかった。塗装工側は、そもそも本当に知識がないので、良かれと思ってやっているみたいなんですけど…」
◆世紀の“トンデモ修復”『サルになったキリスト』 その“成功体験”が黒歴史の原点か?
スペインの“残念過ぎる修復”―その“黒歴史”のスタートは、あの有名な『キリストの絵』でした。
1910年、スペイン北東部の街・ボルハで、スペイン人画家によって教会の柱に描かれたキリストの
フレスコ画『この人を見よ』。100年以上の歴史を刻んだ壁画は、傷みが激しい状態に…。そこで、2012年に
「我こそが!」と絵画修復に乗り出したのが、近所に住むセシリア・ヒメネスさん(当時80)でした。
(セシリア・ヒメネスさん)
「傷んだ絵を見て、居ても立ってもいられなかったの。私は5歳のころから、ずっと絵を描いてきたのよ」
しかし、その出来上がりに、世界の反応は…。
『キリストがサルになった!!!』
これには、原画作者の孫テレサ・ガルシアさんも、怒り心頭。
(原画作者の孫 テレサ・ガルシアさん)
「頭の部分を描き始めた時から、問題だらけ。彼女は、元の絵を破壊してしまったんです」
(次へ続く)
3:つくび ◆POKEMONOjk@筑美憧嬢φ ★
24/09/05 06:51:48.24
(>>2からの続き)
ボルハ市は、絵画修復の専門家派遣を要請。早急に元の状態に戻すはず、
だったのですが…。“トンデモ修復”報道で、世界中から1年で5万7000人
もの観光客が殺到する事態に発展。問題の作品の前には、長蛇の列が…。
教会側は、訪問者一人につき1ユーロ(当時のレートで約130円)の入場料徴収をスタート。
さらに、問題作をプリントしたマグカップやTシャツ、挙句の果てにはワインまで販売。
その著作権収益の49%はヒメネスさんに、残りの51%は教会側に、まるっと山分けの契約が成立。
2016年には、教会内に『“トンデモ修復”情報センター』までオープンし、
もはや状況は“あの日”に戻れないほど加熱したのです。
(絵画を修復したヒメネスさん)
「素晴らしいわ。これまで苦しんだ私の人生の終わりに、神様がこの幸せを与えてくれたのよ」
(元ルーブル美術館・絵画修復員 加賀氏)
「現代らしいお話なんでしょうけど、非常に困ったお話というか、結局、その国が国民に対して、
末端までの文化度をどうやって上げるのかという、その辺りは大切なことかもしれません」
2020年6月23日、『スペイン保存修復専門家協会』は「保存修復の専門家は仕事に恵まれず、海外に移住したり廃業
したりして、絶滅の危機にさらされている。この状況が、文化遺産保護の欠如を生む」と、内情を暴露しています。
(終わり)
4:名無しさん@15周年
24/09/05 07:18:42.59 lzE7t2EGR
トンデモ嗤いはトンデモを増幅させる
5:名無しさん@15周年
24/09/05 07:36:39.83 adSo/AXP4
トンデン
中国語、漢字が基本となっている国は中国です。
6:名無しさん@15周年
24/09/06 14:16:10.00 zteW9oanK
スペインは芸術の国だと言う割には
美術品修復の技術を軽視しているのか
サグラダ・ファミリアの完成が遅いのも
その辺りにも理由がありそうだな
7:名無しさん@15周年
24/09/26 06:13:46.57 7XwFBpmp2
サルスト
8:ススキスネ夫独身
24/09/26 06:36:02.69 9BLANKAXf
キリストも天皇家先祖も
厩小屋の王子
兄弟だったのかも?
9:名無しさん@15周年
24/12/31 07:27:19.03 wpyMECM/a
サルストも可愛いよ
10:名無しさん@15周年
24/12/31 12:29:03.44 WUOw+n1pS
>>1
日本の政治家か宗教のお偉いに似た人がいた気がする
11:名無しさん@15周年
24/12/31 12:31:17.35 WUOw+n1pS
>>6
サラダ館なら何処かで見かけたぞ