24/08/08 14:33:55.20
★旧統一教会元幹部が告発本「懺悔録」出版元は差し止め要求に応じず、発売へ
[2024年8月7日11時5分]
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元幹部が「懺悔(ざんげ)録」として、教団側の高額献金集めや
自民党との関係などについて告発する書籍が20日に発売される。教団は7月末、「内容は事実に反する」として
出版元である光文社に差し止めを求める通知文を送付した。同社は取材に「要求には応えない」としている。
書籍は「旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録」(光文社新書)で、著者は元朝日新聞記者の樋田毅さん。
大江さんが「人生をかけた懺悔」として教団側の内情を告発する内容となる見通し。
文部科学省は昨年、高額献金問題などを理由に、教団の解散命令を請求しており、
教団関係者は「裁判に影響しそうだ」と危機感を募らせる。
教団によると、大江さんから原稿が送付され内容を把握。
大江さんは7月13日付で教団に退会届を提出した。
教団は出版差し止め要求が受け入れられなければ仮処分申請も検討するとしている。
大江さんは取材に「解散命令で宗教法人格を取り消されるかもしれない最悪の状況なのに、
教団から謝罪や反省の言葉はない。現役が言えないなら私が代わりに本当のことを言っておこうと考えた」と話した。
教団は安倍晋三元首相銃撃事件以降、ジャーナリストや弁護士らのテレビ番組での批判的発言が
名誉毀損(きそん)だとする損害賠償請求訴訟を複数起こしたが、一審では相次いで棄却された。
教団の姿勢は「言論封殺を目的とした『スラップ訴訟』だ」と非難されている。(共同)
日刊スポーツ URLリンク(www.nikkansports.com)