24/08/01 02:05:51.00
(>>1からの続き)
◆“障害者に見えない”ゆえの苦しみ「理解力が低くて忘れっぽい特性に気づかれない」
(中略)
―周囲の人から「障害あるように見えない」とよく言われるとおっしゃっていました。
見た目では障害が見えないことで、どういったことが辛かったり悲しかった?
「私のことを『障害者に見えない』と言われるのは、実はすごく嬉しい言葉です。
ですが“障害者雇用”となると、見た目が普通なので、理解力が低く、忘れっぽい特性があると気づかれない。
要求が増えてくることです。 頭も心もいっぱいいっぱいなのに、それが他者から見えにくいのが辛いです」
(中略)
―そもそもなぜSNSで発信されようと思われたのでしょうか?
「6歳の頃から、人に注目されることに憧れを抱いていました。
中3の時にSNSを知り、面白半分で動画投稿をしたのをきっかけに、高校生の頃は
Youtuber事務所に所属し、流行りやエンタメ動画など投稿していました。
カミングアウトしようと思ったのは、高校卒業したタイミングです。
その時に、自分みたいな人が、もしかしたら日本にいるのかな?
という疑問が生まれて、思い切って障害について告白しました。
すると意外にも自分と似た境遇の方が多くいらっしゃることを知りました。
そういった方々と初めて交流することができて楽しかったです」
(中略)
―えりかんさんが障害を持つ発信者として伝えていきたいことはどんなことでしょうか。
「もし今しんどくて死にたい子がいたら、『今はしんどくても生きてね』と伝えたいです。
『今は信じられないだろうし、未来なんて見えなくてしんどいかもしれないけど、
きっと生きていればいいことあるから。そして辛かったら逃げていいんだよ。
自分の心を大切にしてね。 あなたのこと応援してるよ。 きっと大丈夫だからね! 』と。
不安でいっぱいいっぱいにならないで笑って安心して生きて欲しいです。
そういった想いをSNSでの発信を通してみんなに届けていくのが私の夢です」
(次へ続く)