24/07/29 01:06:07.58
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●プリントシール機利用時の、盗難被害イメージ
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●プリントシール機の落書きブースで、モニターを操作する女性客ら
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●ゲームセンターのフロアに並ぶ、プリントシール機
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平成の時代に「プリクラ」の愛称で広まり、発売から約30年が過ぎた今も中高生を中心に親しまれるプリントシール機。
(中略)
5月13日午後6時ごろ、九州最大の繁華街、福岡市・天神地区にあるゲームセンター。
約10台のプリントシール機がずらりと並ぶエリアは、制服姿の女子中高生らでにぎわっていた。
(中略)
最新のプリントシール機は、写真を撮る「撮影ブース」と、
写真に文字やスタンプを付けてアレンジできる「落書き」ブースの二つを備える仕様が一般的だ。
韓国から旅行で訪れたという女性(27)は撮影を終え、落書きに夢中になっていた。すると突然、
背中のリュックに違和感を覚えた。振り向くと、入り口のカーテンの隙間(すきま)から手が伸びていた。
「泥棒」。韓国語でそう叫び、慌ててブースの外へ。フロア内で張り込んでいた福岡県警中央署の私服
捜査員たちは、その場から逃走したとされる男性会社員(33)を追跡し、窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。
捜査員が張り込んでいたのには理由がある。同署や博多署によると、2023年12月以降、
プリントシール機で遊ぶ間にすりや置き引きに遭う被害が計9件発生しており、警戒を強化していた。
(中略)
「プリントシールは撮影でポーズをとるため、荷物を置く人が多く、窃盗犯に狙われやすい」。
ゲームセンターの運営会社など約160社が加盟する「一般社団法人日本アミューズメント産業協会」
の畦田在隆・事務局長(53)は指摘する。
プリントシール機がゲームセンターに登場したのは1995年。ゲームメーカーのアトラスと
セガ・エンタープライゼス(当時)が共同開発した「プリント倶楽部(くらぶ)」が
「プリクラ」の愛称で広まり、女子中高生らを中心に大流行した。
90年代後半までの機種は、一つのブース内で撮影から画像編集までを楽しむ仕様だった。2000年代に
入ると、利用客の回転率を上げるため、撮影用と落書き用の二つのブースを備えた大型機種が次々と登場。
(中略)
(次へ続く)