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>>1の続き
フロリダ州マイアミのリトルハバナ地区では、有名なキューバ料理店「ベルサイユ・レストラン」の
客が国に対する不安と失望感を口にした。
アーマンド・フローレスさん(49)は13日の夜、キューバ系移民の母親が慌てた様子でかけてきた
電話で銃撃事件のことを知り、すぐに動画共有サイト「ユーチューブ」でニュースを見た。
「まともじゃない」とフローレスさん。「真っ先に思ったのは、『トランプを選挙戦から引きずり
おろそうとする動きや思惑はあまりにも多く、これはその一端だ』ということだ」と述べた。
ミュージシャンのフローレスさんは、今回の銃撃事件で「国の機関に対する不信感が増した」と話す。
「昨夜トランプが死ななくてよかった。彼に投票するつもりだし、(もし死んでいたら)今日は大混乱になっていただろう」
メリーランド州ボルチモア在住で金融の仕事をしている共和党員のトム・ローマンさん(64)は、
良心に省みてどちらの候補にも投票できないと語った。13日の事件が起きるべくして起きたようにみえることを嘆いた。
「今の時代、メディアは絶えず互いの違いを取り上げ、妥協点を見いだそうとしない。
精神状態が正常ではない人が、自分が何とかしなければと思い込んだとしても、驚きではない」とし、
「驚きでもショックでもない。ただ悲しいだけだ」述べた。
●一つの出来事、異なる結論
ケンタッキー州ルイビルのブリタニー・サットンさん(37)は、昔から黒人が多く住むスモークタウンを母親と散歩していた。
保険代理店のテック部門で働くサットンさんは、「政治的暴力には一切賛成できない」が、
トランプ氏がこの事件を利用するのではないかと懸念していると話す。
「トランプはこれを利用するだろう。選挙が盗まれたと言い続けているのと同じだ」とサットンさん。
「そうなればますます混乱をあおり、トランプのことになると人はまともでいられない」
ミシガン州デトロイトのスーパーの医薬品棚を物色していたレジー・エリスさん(75)は、
トランプ氏は嫌いだが暴力ではなく事実によって打ち負かされてほしいと話す。
「トランプには自分がついたうそで罰を受けてほしい」とし、「こんなことは起きてほしくなかった」と述べた。
ニューヨーク州ロングアイランドのロサ・ウォーカーさん(45)は、
今回の銃撃事件でトランプ氏を支持する気持ちが一段と強まった。
財務マネジャーのウォーカーさんは、「(トランプ氏が)困難を一掃しようとして成功している証拠だ」と述べた。
暗殺未遂が起きたのは民主党のせいだと考えている。
「(民主党が)ストーミー・ダニエルズ(口止め料)裁判を起こし、起訴し、
今度は(トランプ氏の)頭に弾丸を撃ち込もうとしている」ことで、「(同氏は)もっと強くなる」と述べた。
ジョー・バイデン米大統領は14日のテレビ演説で、容疑者の動機は不明だと述べた。
当局は、容疑者の動機と信条を調査中だとしている。
●一方を支持すること
カリフォルニア州ロサンゼルス北東部のドッグパークにいたジョン・バヌエロスさんは、
13日にサン・ガブリエルの自宅近くで納得のいかない気分を味わったと語った。
トランプ陣営のグッズを売るブースの周りに20人余りが集まっているのを目にし、車で素早く通り過ぎた。
トランプ氏を支持するのは群集心理のように見えるという。
「人々が『お前は魔女だ!』と叫ぶ中世に戻ったようだ」とバヌエロスさんは話す。
どちらの候補者も好きではないが、トランプ氏には絶対に投票しないと述べた。
ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークのベンチに座っていたジュリア・イルマズさん(23)は、
「暗殺未遂が起きるなんて恐ろしい」と述べ、国の分断が進みかねないと不安を口にした。
「(暗殺未遂は)人々を引き裂くのではなく、団結させるべきだ」
パラリーガルを引退したフェリックス・ロドリゲスさん(62)は、事件を知って憤りを覚えた。
トランプ氏に投票するつもりはないが、誰かが彼を殺そうとするのを見るのは気がめいるという。
セントラルパークで自転車を止めて一休みしていたロドリゲスさんは、「暗殺未遂、それは反則だ」と述べた。
「意見に賛成できないとか、どんな状況であれ、誰かを殺すのはよくない」
続く