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★本会議中にスマホゲーム、町議が謝罪 見学の小学生が感想文で指摘
中島嘉克2024年7月16日 17時00分
宮城県大河原町議の佐藤貴久氏(73)が16日、
本会議中にスマートフォンでゲームをしていたとして、町議会の全員協議会で謝罪した。
議会見学中の小学生が目撃して発覚した。佐藤氏は「ゲームをした事実は記憶にないが、
複数の小学生が見たと言っているので、その事実があったと認める」などと話している。
佐藤氏は当選5回のベテランで、2017~21年は議長も務めた。問題があったのは6月10日の定例会。
別の議員の一般質問中に、佐藤氏が自分の席でスマホゲームの「ディズニー ツムツム」を操作していたのを、
社会科の授業で見学に来ていた町内の小学6年生が見つけた。
議会に届いた感想文には、5人の児童が「ツムツムをしている人がいた」
「何で話し合いの途中でツムツムをしている議員がいたのかわからない」などと記述。
佐藤氏を名指ししての指摘もあったといい、岡崎隆議長は6月28日、佐藤氏を厳重注意した。
16日の全員協議会で佐藤氏は「プレーをしていたというより、画面を開いて見ていたと思っている」と釈明しつつ、
「この行為自体がモラルに反する行為。小学生に残念な思いをさせたことを深く反省している。
今後は緊張感を持って行動することをお約束する」などと謝罪した。
全員協議会では出席した議員から、「記憶がない」との佐藤氏の説明に疑問が呈された。
ある議員は「言っていることがチグハグ。あまりにも甘えがある」、また別の議員は
「一生懸命頑張っている議員もたくさんいる。はなはだ迷惑だ」と指摘した。
全員協議会では一部の議員から、佐藤氏に対する議員辞職勧告決議案を提出する意向が明かされた。
7月中にも本会議が開かれる方向で、ベテラン議員によると、賛成多数で可決される可能性があるという。
佐藤氏は全員協議会後、報道陣の取材に対し、決議案が提出されることについて「重く受け止める」としたが、
進退については「今日ここでお答えすることはない。
支援者、町民にある程度説明責任を果たした上で結論を出したい」と述べるにとどめた。
一方、児童からの感想文では、佐藤氏のゲームのほかにも、議員の居眠りや態度の悪さを指摘する声があったという。
岡崎議長は「厳しく今後は指導する。
ツムツムに関わらず、議場でのあるべき姿というのはきちんと規範を示していかないといけない」と話した。(中島嘉克)
本会議中にスマホゲームの「ツムツム」をしていたという宮城県大河原町議の佐藤貴久氏(73)は16日、
町議会全員協議会後に報道陣の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。
(続く)
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