24/07/07 15:46:12.70
>>1の続き
●X子はどういう人物なのか
俺がX子の調べ官をしていることを伝えると、
「ああ、そうですか。あの女は大変ですよ。したたかです」
と、Yは言った。
言葉遣いは丁寧で、ヤンチャをしていた男という感じもしない。
俺は、まずはX子がどういう人物であるかを探ろうと思った。
「ああ。そうなんだ。まあ、それは気をつけるけど、彼女はどういう性格なの?」
「うーん……。気の弱いところもありますね」
Yの供述は興味深いものだった。
事件があった日、YはX子の自宅近くのコンビニに車で行き、手袋を買った。
だが、遺体を見ることを躊躇して、そのまましばらくコンビニの前にいたという。
手袋を購入したのは、遺体に触れることを考えたからだろう。
その後、Yが部屋に到着すると、確かに種雄さんの遺体があった。
X子の背中に血が付いていたため、「血が付いているから脱げ」と服を着替えさせた上で、
「朝方になったら警察に電話をして、朝起きたら死んでいましたと言え」と助言したという。
●秘密の暴露
ところが、Yにとって予想外だったのは、朝までの数時間で隠蔽工作をしようとしていたとき、玄関から唐突に大きな物音がしたことだった。
深夜3時過ぎのことである。
そのときに現れたのは、種雄さんに貸したハイエースを取りに来た種雄さんの父親だった。
2階の暗闇の中で横たわっている種雄さんに「そんなところで寝たら風邪をひくぞ」と声をかける。
そして、電気を点けたところで種雄さんが死んでいるのを発見する。
父親の登場に慌てたYは、子供部屋のカーテンに咄嗟に身を隠したという。
「突然来たからびっくりしましたよ」
と、Yは「秘密の暴露」的な供述をした。
種雄さんの父親は警察の調べに「玄関の鍵が開いていた」と語っていたが、それはYが部屋に入った後だったからである。
●鬼畜ですね、あの女は。
俺が宮崎に行ったとき、Yはこうした事件の日の出来事を、すでに「裏付班」の捜査員にしていた。
だが、「カーテンの後ろに隠れていた」という供述は、俺が面会したときに初めて出てきたものだった。
「(種雄さんの)オヤジさんが来たとき、お前はカーテンの後ろに隠れてたんだな……」
俺はベテラン捜査員の「推理」についても、あらためてYの反応を見るために聞いてみた。
「ナイフに粘着テープはなんで巻いてあったの?」
「種雄が覚醒剤をやってたからじゃないですか」
「あれはさ、たぶんX子がお前のことを犯人にするつもりだったんだよ」
「ええ! そうなんですか。鬼畜ですね、あの女は。でも、そういうところがありますよ、あいつには」
「へえ、そうなんだ」
「クビとって飛ばしてやる!」木原誠二氏が妻の元夫“怪死事件”捜査に激怒→取調べ中止に…“伝説の取調官”が明かす《木原事件》の内情 へ続く
以上
3:名無しさん@15周年
24/07/08 08:07:57.73 p0tvvk3yE
だから言ってんじゃんかょ
幹部だったら殺人事件だってもみ消せるんだぜって
それが
自 民 党
4:名無しさん@15周年
24/07/20 07:14:08.70 GzLF4v/Vj
プレイボーイせいじ
5:名無しさん@15周年
24/07/20 07:38:26.04 B1wP+WFSZ
謎の男「✕]