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★米兵事件 宜野湾市議会が抗議決議と意見書を全会一致で可決
07月05日 15時51分
アメリカ軍の兵士による性暴力事件が相次いで発覚したことを受けて沖縄県内で反発が広がる中、
アメリカ軍普天間基地を抱える宜野湾市の議会が５日、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
アメリカ軍普天間基地を抱える宜野湾市の議会は５日、臨時会を開き、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
抗議決議と意見書ではことし３月の時点で米空軍兵長が起訴された性暴力事件について把握していた
外務省と沖縄県警が、３か月以上、県に情報提供をしなかったと指摘しました。
その上で、「事件・事故が発生するたびに再発防止策を徹底するよう再三再四強く申し入れ、
そのたびに再発防止に努めるとしてきたが何度も裏切られてきた。今回の米兵による蛮行に
激しい怒りと憤りを覚えるとともに、改めて県民に強い衝撃と不安を与えている」と抗議しています。
その上で、被害者と家族に対する謝罪と精神的ケアも含む完全補償、事件の全容解明と
被害者や家族へ配慮した公表、アメリカ軍関係者に対する綱紀粛正、教育の徹底と再発防止、
それに日米地位協定を改定することを求めています。
宜野湾市議会は５日午後、外務省沖縄事務所や沖縄防衛局に要請を行い、今後、政府に郵送することにしています。
NHK URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)