24/07/03 01:38:43.88
URLリンク(newsdig.tbs.co.jp)
2021年、北海道旭川市で、いじめを受けていた当時中学2年の廣瀬爽彩さんが公園で凍死した問題で、
旭川市が設置した【再調査委員会】が、いじめと自殺の因果関係を認める調査結果を
報告したことを受け、亡くなった爽彩さんの母親が、コメントを発表しました。
◆【爽彩さんの母親のコメント全文】
ようやく、再調査の結果が出ました。
1年6ヶ月は長い期間でしたが、爽彩の声を見つけるために、どうしても必要な時間だったのだと思います。
本当に大変な調査をしてくださった再調査委員のみなさん、再調査を決断してくださった旭川市長、再調査を支えてくださった
旭川市民のみなさん、そして温かい支援の手を差し伸べてくださった全国の皆さんに、心から感謝を申し上げたいと思います。
爽彩に寄り添った対応をしていただき、本当にありがとうございました。爽彩も、きっと安心してくれたと思います。
特に、難しい再調査を決断して、全国各地から専門家を集めたり、予算をつけたり、
再調査を全面的にサポートしてくださった市長には感謝しかありません。
市長の決断なしに今回の調査結果はなかったと感謝しています。
再調査の中で、あのときのことを思い出すのは本当につらいことでした。
聴き取りのとき、自然と涙がこぼれてしまうこともありました。眠れなくなることもありました。
今も、爽彩と過ごしたときのことをなるべく思い出さないようにしています。
あの2月13日、いつものように私を見送ってくれた爽彩のことが、ずっと心に残ったままです。
思い出すたびにつらくなるので、自然と、あのときの記憶を消そうとしていたのかも知れません。
でも、いつも明るく、優しい爽彩の笑顔を忘れることはできませんでした。
爽彩のことを思い出すたびに、また会いたい、またいっしょにお出かけしたい、と思います。今も、爽彩は心の中にいます。
なぜ、どうして、と自分に問い続ける日々でした。
でも、やっと答えが出た、そう受け止めています。
とても辛い答えですが、しっかり受け止めたいと思います。
爽彩がこれほどたくさんのメッセージをSNSでやり取りしていたとは知りませんでした。
代理人の弁護士が調べると、当時のメッセージがたくさん残されていることが分かり、
中には「いじめ」のトラウマに悩んでいるような内容がいくつもありました。
私はつらくてすべて読むことはできませんでした。
再調査委員会の分析で、爽彩がいじめのフラッシュバックで苦しんでいた様子が目で見て分かる
形になっていて、こんな分析ができるのかと驚き、同時に、とても悲しい気持ちになりました。
(次へ続く)