24/06/17 23:48:42.75
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去年、店の現金を盗んだ疑いでコンビニ店員の女性が誤認逮捕された
事件で、女性が兵庫県などを相手取り、損害賠償を求める訴えを起こした。
訴状などによると、女性が勤務していた兵庫県尼崎市のコンビニエンス
ストアでは去年、釣銭を保管していた箱から現金が無くなる事案が発生。
運営会社の社員は当時勤務していた女性の犯行だと決めつけ、警察に通報した。
◆盗まれたとみられていた現金は運営会社が本部に送金
女性は一貫して犯行を否認し、防犯カメラの映像を確認してほしいと
伝えたが、警察でも聞き入れられず、窃盗の疑いで逮捕された。
しかしその後、盗まれたとみられていた現金は運営会社が本部に送金していて、被害そのものが
なかった事が判明。女性が釈放されたのは連行されてからおよそ1日後のことだった。
◆「裏付け捜査をしなかった」と原告側が主張
女性の代理人弁護士は、誤認逮捕に至ったのは
「運営会社の被害申告をうのみにして、裏付け捜査をしなかった」
「警察や裁判官、わずかな注意を払っていれば発生しなかった」
などと主張していて、国と兵庫県などを相手取り、330万円
あまりの損害賠償を求め神戸地方裁判所に訴えを起こした。
◆「どれほどの屈辱か」「私の人生を踏みにじった」と女性
訴えを起こした女性(60代)は、提訴後の会見で
「どれほどの屈辱を受けたか、その中から抜け出すことが
できないことを分かってください。自分のような思いをする人を
二度と作らないでほしいです。私の人生を踏みにじった罪は許せません」
と涙ながらに語った。
◆兵庫県警「適切に対応したい」
提訴を受け兵庫県警は「訴状の内容を検討し関係機関と協議のうえ適切に対応したい」としている。
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