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★ 公明 パーティー券 公開基準「5万円超に引き下げを」確認
2024年5月10日 16時18分
政治資金規正法の改正をめぐり、公明党は、今後見込まれる与野党の協議で
パーティー券を購入した人などを公開する基準額を「5万円を超える」に
引き下げるよう引き続き求めていくことを確認しました。
公明党は政治資金規正法の改正をめぐり、9日自民党と与党案の概要を
取りまとめたことを受けて10日、政治改革本部の会合を開きました。
冒頭、山口代表は「政治資金の透明性を強化し、お金のかからない
政治を実現したいということは与野党共通の目標ではないか。
建設的な議論を通じて合意をつくり、今の国会で政治資金規正法を
改正するという目標をともに達成したい」と述べました。
会合では与党案の内容をめぐって意見を交わし、党から議員に支給される
「政策活動費」について「議員側が何に使ったのか国民に分かりやすい
制度にすべきだ」という指摘が出されました。
また、現在は「20万円を超える」となっているパーティー券を購入した人などを
公開する基準額については、今後見込まれる与野党の協議で「5万円を超える」に
引き下げるよう引き続き求めていくことを確認しました。
●石井幹事長“与野党協議で法案まとまることが望ましい”
公明党の石井幹事長は記者会見で「今の国会の残りの会期を考えると
悠長に与党内だけで議論をしている状況ではなく、なるべく早く野党にも
全体像を示して国会で議論することが重要だと判断し、案を取りまとめた。
国民の政治不信は最高潮に達しているので、自民党にはそれを強く自覚し、
今後の協議に臨んでもらいたい」と述べました。
そのうえで「与党で詳細を詰める作業を行うのと並行して、
野党に与党の考え方を提示し、与野党で協議を行った結果、
法案がまとまっていくことが望ましい」と述べました。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)