【調査】 他山の石となった企業不祥事、三菱電機の品質不正が首位 ビッグモーター保険金不正請求が2位 損保大手企業向け保険価格調整など3位at NEWSALPHA
【調査】 他山の石となった企業不祥事、三菱電機の品質不正が首位 ビッグモーター保険金不正請求が2位 損保大手企業向け保険価格調整など3位 - 暇つぶし2ch1:擬古牛φ ★
24/01/08 09:27:46.63
★ 他山の石となった企業不祥事、三菱電機の品質不正が首位

2024/1/4 11:30 (2024/1/4 12:15更新)

2023年に注目された企業不祥事のうち、危機管理体制のあり方として参考になったケースを
主要企業の法務担当者に聞いたところ、「三菱電機の子会社による品質不正問題」が最も多かった。
製造業を中心に「自社にも起こりうる事案」と受け止められた。
ビッグモーターの保険金不正請求問題などを通じ、
不正への初動対応の遅れが致命傷につながりかねないとの認識も広がっている。

日本経済新聞が23年秋に実施した企業法務税務・弁護士調査で調べた。
企業の法務担当者に対し、23年に発覚したり起きたりした他社の不祥事や不正、
トラブルなどのうち自社の危機管理体制のあり方に最も参考になったものをひとつだけ選んでもらった。
239社からの回答をまとめた。

※図表 危機管理で最も参考になった他社の不正・不祥事
1 58票 三菱電機の子会社による品質不正問題
2 38票 ビッグモーターの保険金不正請求問題
3 22票 旧ジャニーズ事務所を巡る性加害問題
3 22票 損保大手による企業向け保険の価格調整問題
5 8票 アイ・アールジャパンホールディングス株を巡る不正取引推奨事件
5 8票 かっぱ寿司、双日などで発覚した秘密情報や個人情報の持ち出し問題
7 5票 ニデックの過大配当問題
7 5票 新型コロナウイルス関連事業の業務委託費を巡る近畿日本ツーリストの過大請求事件
7 5票 日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件
URLリンク(article-image-ix.nikkei.com)

●製造業の品質不正、おさまらず

最も多かったのは三菱電機の子会社による品質不正問題で、58票だった。

三菱電機では18年以降、品質を巡る不正が相次ぎ発覚。
21年に社会問題化し、外部による大規模な調査や社内での点検が23年春まで続いた。
22年から社内のコンプライアンス(法令順守)体制の見直しが本格的になり、
本社の監査部門が行う監査・点検活動のスリム化や企業風土の全面的な刷新などに取り組んでいる。

今回のアンケートでは、同じ製造業からの関心が高かった。
「同業他社として同様の問題が発生する素地がある」(電機大手)、
「他人ごとではない」(メーカー)などの声が挙がった。

三菱電機が不正発覚時に積極的な情報開示をしたことや本格的な組織改革を含めた
再発防止策を進めていることなどに関し、他の大手メーカーから「適切な情報開示の
重要性を再認識した」「問題発生後の組織風土改革を(自社の)参考にしている」との声も出た。

製造業での品質不正問題は、現在もおさまっていない。
今回の調査終了後の23年12月には、ダイハツ工業が新車の安全性を確認する
試験で不正をしていた問題についての、第三者委員会報告書が公表された。
30年以上にわたって品質不正が続いていたことがわかり、全車種の出荷停止という異例の事態に発展した。

●利益至上が招いた不正 ビッグモーター問題

次に多かったのは、ビッグモーターの保険金不正請求問題だった。38票を集めた。
ビッグモーターは現在、伊藤忠商事などが買収を検討するなど、今後の事業の行方が注目されている。

アンケートでは「コンプライアンスをないがしろにした厳しい利益追求の結果が
(不正につながったという点で)参考になる」「行きすぎた成果主義が不祥事に
つながるという構造がわかりやすかった」などの指摘が出た。

不正が発覚後の対応も注目された。「開示の遅さや会見での不適切発言など、
企業のリスクコミュニケーションのあり方について参考になった」との声も上がった。
(続く)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)

続きは>>2-4


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