14/08/16 10:04:51.50
>>1の続き
◆フラミンゴのような群れ？
カイウアヤラ・ドブルスキイという名前の後半は、地面から奇妙な骨が突き出ているのを1971年に初めて発見した
地元の父子の姓に由来している。ただし、パラナ州クルゼイロ・ド・オエステ近郊のこの地域で古生物学者らが発掘調査に
乗り出したのはわずか数年前のことだ。こうして、信じられないほど多数の化石の存在が明らかになった。
47匹の翼竜の化石が発見されたが、これらの個体の死亡原因や経緯は明らかになっていない。砂漠の嵐や干ばつによって
予期せぬ死を迎えた可能性があるとケルナー氏は言う。
2013年に出版された『Pterosaurs（翼竜）』の著者マーク・ウィットン（Mark Witton）氏は、今回の研究の重要性は、
同じ種類の翼竜の個体がこれほど多数、同じ場所から発見されたことにあると言う。
たとえば、これほど多数の個体が一緒に発見されたということは、この新種がまるでフラミンゴのように群れを作って
暮らしていたことを示しているとウィットン氏は言う。ウィットン氏は今回の研究には参加していない。
また今回の研究によって、翼竜の子どもから成体までの成長の過程が明らかになるとウィットン氏は言う。
「実際の化石によって、成長の段階ごとの詳細が分かり、どのように変化するかが分かる」。
これまでは部分的に残った化石を元に、翼竜の成長過程や暮らしぶりを推測するしかなかった。
>>3に続く
3:くだんφ ★
14/08/16 10:04:59.71
>>2の続き
◆小さくても一人前
今回の研究からはすでに、この新種は幼いうちでもあまり親に依存していなかった、ということが示されている。
というのも、今回発見された幼い個体は、成体をそのままミニチュア化したような外見をしているのだ。
特徴的なとさかも、幼いうちから備わっている。
これほど発育が良いのなら、たぶん産まれてすぐに飛べたのではないかとジェームズ・クラーク（James Clark）氏は言う。
クラーク氏はワシントンD.C.にあるジョージ・ワシントン大学、人文・科学コロンビアカレッジで生物学を研究しており、
今回の研究には参加していない。
このように早くから独立しているのは、現生爬虫類にも見られる特徴であり、ワニなどは産まれた時から成体を
そっくり小さくした姿をしている、とウィットン氏は言う。
「今回の発見は、この翼竜の成長の過程や、個体数の（年齢ごとの）比率など、非常に多くの情報を提供してくれるだろう。
私たちがこれまで探し求めてきたデータだ」とウィットン氏は言う。
専門家の間では、まだ多くの化石が見つかるだろうとの見方が強い。「この発見現場からニュースを耳にするのは、
これが最後ではないだろうと確信している」とウィットン氏は言う。
翼竜の新種の化石に関する今回の論文は、科学誌「PLOS ONE」に8月13日付で掲載された。
以上
4:名無しさん＠15周年
14/08/16 13:26:54.42 2buRu2iEp
どこが顔でどこが羽なのか見づらいｗ
5:名無しさん＠15周年
14/08/16 15:44:46.63 whQQcCNZF
想像図がいまでもどっかにいそうなお顔してるな
6:過去ログ ★
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