14/07/05 11:43:07.00
来年8月15日の共同記念式・アジアインフラ投資銀行参加など
米中のはざまで韓国の戦略は…韓国の前に複雑な「外交方程式」
習近平・中国国家主席の来韓は、アジア回帰戦略の駆使を狙う米国と、大国化を目指す中国の間の緊張感を高め、
北東アジア外交戦争を加速している。中国は韓国を「親戚の国」に格上げし、本格的なラブコールを送っている。
韓米日の三角協力体制の重要な軸・韓国を味方に引き入れることで、北東アジアの勢力構図を中国に有利に変え
ようとするものだ。米国は急速に接近する韓中関係を警戒しつつ、米日同盟をさらに強化している。日本は米国
の支援を背に集団的自衛権を行使する態勢を整え、河野談話検証を通じ歴史修正主義と軍国主義化に向けて歩み
出した。さらに、北朝鮮との国交カードを手に、韓中に圧力を加えている。北東アジア全体が、一寸先を見通す
のも難しい勢力再編の渦中に巻き込まれ、韓国の戦略的選択はかつてないほど重要になろうとしている。
韓中首脳会談直後の3日夜、大統領府の外交ラインに赤信号がともった。国営の中国中央テレビ(CCTV)は同日
夜のニュースで「来年が抗日戦争勝利と光復節(日本の植民地支配から解放された記念日=日本の終戦)70周年
に当たることから、習主席は朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に中韓共同の記念式典開催を提案した」と報じた。
共同声明にもない内容が、韓国との事前協議なしに中国国営メディアで報じられるのは異例のことだ。韓国政府
周辺では「中国側が意図的に国営メディアを使って流したのではないか」という声も聞かれた。
習主席は4日の特別昼食会でも韓中共同式典に言及した。朴大統領は「韓国でも意味のある行事を準備しようと
考えている」と、その内容を紹介したと伝えられている。大統領府関係者は「首脳レベルですぐに『一緒にやろう』
あるいは『できない』などと言うことはできない。中国が本当は何をしたいのか、韓国が一緒にできることなのか
検討が必要だ」と話した。困惑しながらも、きっぱりと拒絶することもないというわけだ。かつて大統領府に勤務
していた外交専門家は「中国が日本の侵略の歴史に集中的に言及することで、韓国を米日との協調から引き離そう
という意図のようだ」と推測した。
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引用元: 朝鮮日報 2014/07/05
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