【和歌山】室町創業550年の超老舗和菓子「駿河屋」の波乱万丈…グリコ森永事件で脅迫状、架空増資で摘発の末に破産手続きat NEWSALPHA
【和歌山】室町創業550年の超老舗和菓子「駿河屋」の波乱万丈…グリコ森永事件で脅迫状、架空増資で摘発の末に破産手続き - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/06/26 15:12:16.15
>>1より

◆栄光の歴史
「駿河屋が、和歌山と日本の和菓子の歴史の中で果たした役割は大きい。駿河屋が破産すれば、
失うものはあまりにも大きすぎる」と指摘するのは、「紀州の和菓子」の著書がある鈴木裕範・元和歌山大経済学部教授だ。

前身は「鶴屋」として初代、岡本善右衛門が室町時代に開いたと伝わる。5代目のころに京都・伏見の桃山城
正門前に店を構え、和歌山に移ったのは江戸時代初めの元和5(1619)年。紀州藩の初代藩主の徳川頼宣
とともに和歌山入りし「御用菓子屋」として栄華を極めた。

5代将軍、綱吉の長女、鶴姫が紀州徳川家に嫁ぐ際、姫と同じ名前では畏れ多いとして「駿河屋」となった。
駿河屋の歩みそのものが、紀州藩の歴史にすっぽり重なるところが、まさに屈指の老舗といえる。

茶道とともに親しまれた落雁も、藩の発注を受けて作っていたといい、その木型は現在も残る。

「菓子型数千品ありといえども、『本』字の焼印あるは慶元(慶長年間、1596~1615年)以前よりの形なり。焼饅頭の元祖である」

江戸時代の和歌山の風景や風俗を絵図などで解説した「紀伊国名所図会」には駿河屋の看板商品「本ノ字饅頭」
についても記されている。江戸が発祥ともいわれる練羊羹は、西日本では駿河屋との説が根強い。

鈴木元教授は「老舗の経営哲学や経営努力の一方には、お客が商品を愛し求めるという支え合いの関係がある。
老舗は単に古いのではなく、長年続いてきた地域の文化そのもの」と事業停止を惜しんだ。

◆歴史の彼方に…
「歴史や伝統だけでは売り上げ増につながらなかった。和菓子に対する意識が変わった」と解説するのは
和歌山市のシンクタンク、和歌山社会経済研究所の木下雅夫事務局長だ。

とはいえ、今回の事態については「駿河屋の持つ古文書や資料なども散逸し、文化的な意味を考えると大きな
損失になりかねない。『駿河屋』の商号が他で使われたり、日の目を見なくなることも考えられる」と危惧する。

江戸時代の数少ない女性の日記として残る、和歌山城下で暮らした女傑、川合小梅の「小梅日記」などにも頻繁に登場し、
贈答品として親しまれたことがうかがえる。駿河屋の和菓子は紀州人にとっては誇り高き菓子であり続けたのだ。

「歴史や文化の面での重要性を訴え、『何とか残そう』と市民が運動を起こせば、支援を考えるスポンサーもあるかも」
とかすかな期待を込める木下事務局長。製造設備や製造技術が残っているうちならば、あるいは駿河屋の和菓子
を再び楽しむことができる日が来るかもしれない。ただ、そうでなければ、駿河屋の味は、過去の遺物として
永遠に歴史のなかに埋もれてしまうだろう。

3:名無しさん@15周年
14/06/26 15:18:19.88 CTEUWAbCo
あらら。
本当に潰れちゃうんだなあ。

4:名無しさん@15周年
14/06/26 17:34:29.60 219KR2Hr4
京都の店からしたら短い歴史やと思う

「駿河屋がやられたか」
「あいつは老舗の中でもたかが550年」
「超老舗という言い方は面汚しよ」

5:名無しさん@15周年
14/06/26 20:31:34.65 uBTKYjE+H
 550年続く老舗も潰れる
資本奴隷世界がどんだけのものかわかるワニね

6:名無しさん@15周年
14/06/27 13:26:42.85 RqppeGNMZ
数百年続いてきた物を壊すのは一瞬か…
架空増資した当時の社長が全て悪いな

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