23/08/11 11:24:36.24 hDWSE5/9.net
>〔山﨑武司、田中将大を別人にした野村克也のリカレント教育〕
>野村克也は監督時代、選手にこう話していた。
>「これまでずっと自分なりに同じように努力しても結果が変わらなかったのだから、まず自分の何かを変えてみないか。手近なところから。バットを変えてみたらどうだ?」
>かつて近大時代に有藤通世(ロッテ)と三遊間を組んだ藤原満(南海=現・ソフトバンク)にも野村は言った。
>「グリップも先端も太いバットを使ってみろよ」
>藤原はこのバットを使い、ヒッティングマーチを奏で始め、レギュラーをつかむ。
藤原満
「残っていたのは、グリップが太くて重たい丸太のようなバットが1本だけ。実はこのバット、闘志満々のプレーで活躍したヤクルトの武上四郎さんのものです。
数日前に行われたヤクルトとのオープン戦で、高畠導宏打撃コーチが中大の先輩である武上さんに『藤原に使わせたい』と頼み込んでもらっていたのです」
「すると…。広島のエース佐伯和司投手が投じたボールをガツンとたたくと、なんと打球は左翼席に飛び込むホームランになったのです。『あっ! この感触だ』と、その瞬間ビビッときましたよ」