24/03/18 00:10:30.43 .net
複視とは、1つの物が二重に見えることをいいます。複視は片眼だけを開けているときに起こることもありますが(片眼複視)、より一般的なのは、両眼を開けているときに起こる複視(両眼複視)です。両眼複視は、どちらかの眼を閉じるとなくなります。複視の原因によっては、眼痛、眼球の突出、または筋力の低下などの他の症状がみられることもあります。
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「物が二重、三重に見える(複視)」原因と考えられている病気一覧
両目で見ると物が2つに見える場合(両眼性複視)と片目だけでも2つ以上に見える場合(単眼性複視)があります。片目で複数に見える場合多いのは、乱視と白内障です。両目で見ると2つに見える場合は、斜視か左右の屈折値のズレが考えられます。斜視の原因はいろいろありますが、急に起こる場合は脳や神経の異常のことも多い(脳梗塞、脳動脈瘤、脳腫瘍、重症筋無力症など)ので、脳神経科でMRIやCTで精査する場合もあります。甲状腺眼症や眼窩の炎症性疾患で外眼筋が炎症を起こす他、糖尿病で神経が障害されて起こることもあります。交通事故やボールなどで目を打撲し、眼窩吹き抜け骨折を起こすと、やはり複視を訴えます。
関連する病名
乱視、白内障、斜視、甲状腺眼症、脳梗塞、脳動脈瘤、脳腫瘍、重症筋無力症
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