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名古屋市不正採用 河村市長「百条委を」
名古屋市の嘱託職員の採用試験で、自民党市議の口利きがあったとされる受験者の答案を市幹部職員が改ざんし、
不正に合格させたとされる事件で、河村たかし市長は四日の年頭会見で、真相究明のため地方自治法一〇〇条に
基づく調査特別委員会(百条委)を設置すべきだとの考えを示した。
百条委は罰則による強制力があり、正当な理由なしに出席を拒んだり、うその証言をしたりすると罪に問われる。
市議会側は「真相究明は現在、捜査当局に委ねられている」として設置に否定的だ。
河村市長はこの日の会見で「将来を嘱望される職員がなぜあんなことをしたのか。この謎を晴らすために議会と力を
合わせてやらないかんし、議会はこういう時こそ立ち上がってほしい」と語り、議会に与えられた調査権の発動を期待した。
記者から「百条委では市議の口利きに関しても解明するのか」とも問われて、河村市長は「当然、必要でしょう」と言及。
さらに、市議らの口利きがあったとする職員採用の内部通報が、ほかに二件寄せられたことも明らかにした。
一連の市長発言に対し、会見に同席した中川貴元議長(自民党)は「私どもも積極的に真相解明に努力している」と強調した。
その上で、百条委設置に否定的な理由として「議員も職員も警察の捜査に協力していると聞いている。警察当局以上に聞き出す
のは難しいのではないか」と述べた。
市議会の百条委設置は過去に三回ある。最近では三年前の二〇一〇年、市の放課後児童対策「トワイライトスクール」の事業者
選定の経緯を調べた。
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