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減税、第3極結集の蚊帳の外…河村市長は窮地に
「『減税日本』というタイトルがよくない」。日本維新の会と太陽の党が合流を決めた17日、同党共同代表の
石原慎太郎前東京都知事は減税日本の党名に疑問を投げかけた。
今後の連携こそ否定しなかったものの、決戦まで1か月を切ったこの時期になっても減税日本は第3極結集の蚊帳の外。
維新の会が東海地方での候補擁立を始めるなど、代表の河村たかし名古屋市長は窮地に追い込まれつつある。
石原氏はこの日、大阪市内で維新の会を率いてきた橋下徹大阪市長とともに記者会見。「第3極と言われるが、第2極に
ならなければいけない。小異を捨てて大同する」などと語った後、減税日本の合流について問われると、「党名がよくない。
粗雑だ」と語った。橋下氏は「協議しながら進めていくことだ」と述べ、現時点での連携に否定的な考えを示した。
これに対し、河村市長は同日夜、名古屋市内で記者団に「若干悔しいけど、大阪の方が強い」と述べた上で、「党名は
明るい感じの名前がいい」と、名前を変更すれば第3極結集に参加できるとの楽観的な見通しを語った。
ところが、橋下氏は太陽の党との合流条件として、減税日本そのものを外すことを要求し、石原氏も応じたとされる。実際、
維新の会はこの日、第1次公認候補を発表し、東海地方の「選挙区パズル」も埋め始めた。
河村市長は東海地方の全選挙区に独自候補を擁立する構え。維新の会との連携を期待し、13日に予定していた約50人の
公認発表を見送っていたが、維新の会の東海進出に「こちらが待ったのに、早い者勝ちになっているのは許せん」と周囲に
不満をぶちまけた。
河村市長は、維新側と「これから調整する」としているが、具体的な連携交渉ができるかどうかも分からない状況だ。衝突覚悟で
独自候補を擁立するか、忍耐強く維新の会の出方をうかがうか、ぎりぎりの判断を迫られることになる。
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