12/08/27 11:21:25.10 Znal5hV50.net
減税日本 東海4県全区に候補
◆河村氏「全国で100人」
政治団体「減税日本」を率いる河村たかし名古屋市長は二十六日、次期衆院選に向け、東海地方四県の全小選挙区で
候補者擁立を目指す考えを示した。減税日本が候補者育成のため神奈川県箱根町で開いた政治塾の合宿後、記者団に述べた。
河村氏は「衆院選では全国に候補者を百人は立てたい」と大量擁立の意向をあらためて強調。「東海四県でも候補者を
擁立するか」との問いに「そういうことになる。それくらいの勢いでやらないといけない」と述べた。
「今後、政党になれば中堅の国会議員が入る。みんな多くの(現職国会議員や地方議員など)友達がおり、全国で候補者
擁立は積極的にやっていく」とした。
静岡、愛知、岐阜、三重四県の小選挙区数は三十三。二十六日終了した政治塾の箱根合宿には、静岡県から三人が参加
したという。
◆県内各党の反応
解散は「近いうち」とされる次期衆院選で、新たな第三極と目される減税日本が静岡県を主戦場に据えてきた。政党の
県内組織からは「影響ない」という強気な発言から「既存政党への不満が吸収されるのでは」と心配する声まで反応はさまざま。
風を読み切れていない状態だ。
民主党静岡県連の林芳久仁幹事長は「減税日本は愛知県の地域政党であり、静岡で存在感を示せるとは思わない。影響は
全くないと思う。政党となった場合はむしろ『大阪維新の会』の方が影響力があるのではないか」と指摘した。
自民党県連の杉山盛雄幹事長は「独自候補を立てるのか、既存政党の候補者を支援するのかを含め、具体的な形にならないと
何とも言えない。ただ自民党としては『受けて立つだけ』という姿勢だ」と言い切った。
公明党県本部の蓮池章平幹事長は「既成政党への不満から地域政党に風が吹いているのは事実だろう」と警戒感を示しつつも、
「愛知、名古屋の地域政党であり、静岡県民にとっては温度差があると思う」と述べた。
自身も次期衆院選に出馬予定のみんなの党の小池政就・衆院県第一区支部長は「擁立の人選も政策の方針も分からないので、
選挙にどう影響が出てくるかは正直分からない」と戸惑い気味。共産党県委員会の山村糸子委員長は「比例東海ブロックでの
得票が念頭にあるとすれば、影響は少なからずあるだろう」と見通した。
地元、浜松市内のまつりに顔を出した自民党総務会長の塩谷立衆院議員(比例東海)は「前回の政権交代では候補の資質は
問われず、民主党だからと当選したが、これが怖い」と無党派層が一極に集中して流れる現象を懸念する。「有権者も民主党の
マニフェストで懲りたはず。しっかり選んでいただきたい」と話した。
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