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土砂災害 国交相、広島市長ら現地視察「人命救助に全力」
広島市安佐南区と安佐北区で起きた豪雨による土砂災害で21日、現場では警察や消防、自衛隊に
よる懸命の行方不明者の捜索が続いた。一方、政府から派遣された大臣らが相次いで現地入りして、
調査や視察をした。
政府調査団長として前日に広島市に来ていた古屋圭司防災担当相は21日朝から、安佐南署に設け
られた現地対策本部を訪れ、現場の調整などにあたる署員らを激励。同区八木地区の被災現場に移動して、
捜索活動にあたる警察官や消防士、自衛隊員らをねぎらった。
国土交通省からは、中原八一政務官が広島市入り。21日は安佐南区緑井地区の被災現場を視察し、
県庁で湯崎英彦知事、広島市役所で松井一実市長と意見交換した。
同日午後には、太田昭宏国土交通相が現地入りし、ヘリコプターで上空から被災状況を確認。地上からも
がれきや泥の撤去作業が続く八木地区の現場などを訪れ、「今は人命救助に全力を傾注しているが、
急傾斜地などの防災対策は専門家の意見を聞き、県などと協力しながら強化していきたい。住んでいる人たちの
命を守るため、砂防ダムなどのハード施設だけでなく、崩落の兆候をとらえるセンサーの設置なども検討して
いく」と述べた。
一方、松井市長や湯崎知事らも避難所となっている小学校などを訪れ、避難者を気遣った。松井市長は
同日昼すぎから、多くの被災者が避難する梅林小学校体育館を慰問。湯崎知事は午後、安佐北区の大林小学校と
三入小学校、安佐南区の八木小学校と佐東公民館を訪れた。
湯崎知事は、避難している住民らと対話し、「今はまだ行方が分からない人の捜索に全力を挙げているので、
みなさんには不自由をかけると思うが、生活支援や心身のケア、復旧、復興には必ず取り組む。要求があれば、
何でも行政に伝えてほしい」と話した。
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