13/11/17 20:53:41.60 elfibKR00.net
湯崎知事が再選 ９割近い支持のワケURLﾘﾝｸ(news.rcc.jp)
終わってみれば大差をつけての圧勝でした。１０日投票が行われた県知事選挙で、現職の湯崎知事が再選されました。得票率は９割近く。そこまで支持を集めた理由とは、何だったのでしょうか？
（湯崎知事）「すっきり爽やかだが、県民の期待をいただいて、身が引き締まる思い」
１１日午後、ＲＣＣラジオの番組に出演した湯崎知事…。
過疎化が進んだ地域を含めて、県内全ての市や町を回った選挙戦の印象について語りました。
「廃屋があったり、おじいさんおばあさんだけの所もあり、大変さを実感した」
１０日の県知事選挙で、湯崎知事は、６４万６３００票あまりを獲得しました。得票率は８８．８％に上る、文字通りの「圧勝」でした。
「引き続き県民の皆様が主役として元気が出ていくような、そういう県政をしてまいりたい」
この「圧勝」の理由が、ＲＣＣが投票所で行った出口調査からみえてきます。
湯崎知事の１期目で評価する施策について尋ねたところ、ほぼ半数の人たちが「おしい！広島県」など、観光ＰＲキャンペーンを挙げました。
続いて、いわゆる「育メン」の推進といった子育て支援も評価されています。
自治体の施策としては異例とも言えるメディアでの露出、それに知事自身が広告塔になる戦略がはまり、有権者が県をより身近に感じたことがうかがえます。
「広報も県民に知ってもらいたいこと、理解してもらいたいことを注意してメッセージを発信している。そこが思った以上に理解してもらっていると思う」
一方、今後期待することについての質問では、１期目の評価では３番目だった「経済活性化策」が筆頭に上がっています。
「医療・福祉政策」や、「子育て・教育政策」なども多く挙げられていて、県民は、県本来の役割にも期待をしているとみられます。
ところで、低下が懸念されていた投票率は、過去３番目に低い３１．９７％。７割近くが権利を放棄しました。
トップの安芸太田町は５８％を越えましたが、最下位の福山市は２４．０２％。地域によって大きな開きもありました。
「県政に関心を持ってもらいたいと取り組んできては参りましたが…なお課題はあるのかなと」
１期目に斬新な施策を打ち出しそれをうまく発信して、一定の評価を得た湯崎知事。今までの取り組みの成果が求められる次の４年間もこの評価を維持できるのか、２期目の難しさが待っています。[2013.11.11 19:16]