25/11/06 18:44:10.25 yNffKouK.net
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アジアの人類集団でも研究が行われたが、特に日本列島人については、2008年に理化学研究所のグループが
7000人について多数のSNP座位の遺伝子型を決定し解析した結果を発表した.
7地域(北海道、東北、関東甲信越,東海北陸、近畿,九州,沖縄)の間では、
沖縄が他の地域と大きく異なっており、個人を単位とした主成分分析では、
日本列島人は本土クラスターと琉球クラスターに分かれていた。
筆者らのグループは、1980年代に血液の提供を受けた北海道のアイヌ系住民のDNAについて、
90万個のSNP座位を調べ、それらを他の集団と比較解析した。
その結果、図2に示したように、アイヌ人とオキナワ人が共通性を持っており、
ヤマト人(本土の日本人)とあわせて日本列島の3人類集団は、
東ユーラシアの他集団と比較しても明確な違いのあることが明らかになった
この結果は、日本列島人が旧石器時代から縄文時代までの第一の渡来民と、
弥生時代以降の第二の渡来民という異なる由来の人々の混血であるとする
これまでの定説と適合している。
第二の渡来民は現在東アジアに居住している人々と遺伝的に近いと考えられているので、
第一の渡来民が現在の東ユーラシアに分布している集団とはかなり異なった系統であろうと推測される。
実際に、筆者らの研究グループが縄文時代人の細胞核ゲノムDNA塩基配列を部分的に決定して解析したところ、
縄文時代人がきわめて特異であり、また現代日本列島人が縄文人と大陸集団との中間に位置することがわかった(神澤秀明ら、投稿中).
これは、日本列島への第一の渡来民が、古い時代にアフリカを出てユーラシアに拡散した集団の子孫であることを示唆している。
(つづく)