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>>318 追加
川勝康弘氏
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数学嫌いこそ読んでほしい! フィールズ賞を受賞した4人の数学者のインタビュー
2022.07.07 川勝康弘 海沼 賢
今回は彼らに対して行われたインタビューの要約を紹介したいと思います。
発表内容の詳細は『国際数学連合』のホームページにて公開されています。
URLリンク(www.mathunion.org)
目次
「受賞の知らせが迷惑メールの欄に届いていた」ユーゴ・デュミニル-コパン氏
「詩人を夢見て高校を中退した」ホ・ジュンイ氏
「1歩ずつ理解を積み上げ素数の秘密に辿り着いた」ジェームズ・メイナード氏
「問題解決に13年かかった」ウクライナの女性数学者マリナ・ヴィヤゾフスカ氏
URLリンク(nazology.kusuguru.co.jp)
ホ・ジュンイ氏
しかしフィールズ賞を受賞した広中平祐教授がソウル大学で行っていた数学の授業を聞いたことで、転機が訪れました。
そのとき私は初めて、数学を本当に「やっている」人を見たんです。
質問者:研究する対象はどのように選んでいるのですか?
ホ氏:問題に取り組んでいるという感覚はありません。
問題の解決法は向こうから私のところにやって来てくれるのです。
何もしないで座っていると、自分が選んだわけでもない内容を考えるようになり、頭の中で問題の発見と理解がランダムに起こり始めます。
私は自分の考えることをほとんどコントロールできません。
そのため私自身が積極的にすべきことはあまりなく、答えは自然に生成されるのです。
ただこのような(自動的な)理解を行うには脳に大きな空き容量が必要であるため、できるだけ自分を開放するようにしています。
質問者:「ひらめき」が降りてきた瞬間はありますか?
ホ氏:面白いことに、そのような劇的な瞬間は記憶にありません。
覚えているのは、あるポイントを理解する必要があると気付いた瞬間、既にそのポイントが理解されていることです。
私たちの心は私たちの意識を越えたところにあるものも把握できるようですが、それは私たちの知らないところ(無意識)で起こっているのです。
ただその過程が進んでいくことは面白いと感じています。
数学の知識を集め思考を訓練するのは、神秘を体験するために必要な前準備だと思います。
以下略